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2008年12月30日 (火)

ルイージの第九

昨日に引き続き暖かな一日。夕方から風が強くなってきた。
例年年末の数日は、何をしたのか記憶に残っていないほど多忙なうちに終わってしまう。

上の娘と母を連れ立って正月ものの買出し。家内は下の娘と一緒に大掃除。その後、近所の農家に頼んでいた正月飾りと神棚のしめ縄を取りに行く。

我が家には、母屋の神棚の他に、離れの神棚、荒神さん、恵比寿さん、庭の片隅にお稲荷さんと、やたらに神棚が多い。いずれも代々引き継がれていたもので、毎年年末には煤払いとしめ縄を交換することになっている。

神棚の奥にぎっしり詰まっている茶色に変色した江戸時代からのお札を整理し、しめ縄を交換しているうちにしだいに年の瀬の気分になってきた。

12月はやはり第九、ということで久しぶりにベートーヴェンの第九を聴くことにする。

P1010549 取り出したのは、イタリアの指揮者、ファビオ・ルイージ指揮のライプツィヒのMDR響による2002年ライヴ。CD-Rの裏青の海賊盤。

ルイージは、今年N響を振ったベートーヴェンの交響曲第7番の鮮烈な演奏が非常に印象に残っている。

この演奏も強靭なカンタービレと切れの良いリズム感で情熱的に進めていく演奏だ。
ただ、独唱者の技量に問題があり、テノールが中間部のソロで声が擦れてしまい、やむなくオクターヴ低く歌うという大事故をやらかしている。ホルンもまずい。

緻密に組み立てられた旋律線が大きな感動を誘う二重フーガからが非常な名演なだけに、ソリストの不調はいかにも惜しい。生で聴いたならば、文句なしに興奮させられる演奏なのだが。

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