フルネ、デボストのモーツァルト
良く晴れた12月最初の日曜日。期末テストも終わった娘たちは珍しく部活動もないというので、家内も連れたってちょいと皆でドライヴ。
特に行き先を決めていなかったので、函南の中華料理店「陸茶房」に立ち寄ってまずは昼食とする。 このお店はちょうど一年ぶり。お昼前だったので待たずに済んだのはラッキーだった。前から食べたいと思っていた、黒米のおこげふかひれスープがけや、海老かた焼きそば、サンマーメンのような麺類などなど、いろいろと注文して家族で取り分けた。
昨年に比べ、味が変わったような気がするが料理人が変わったのだろうか。店を出る時には、レジの傍らには順番待ちの人たちの列。あい変らずの人気店だ。
我が家の女性たちは、これで目的の大部分は済んだような顔をしているが、天気も良いので家に帰らず熱海方面へ車を走らせる。
丹那盆地の手前で富士山がよく見える場所があり、車を止めてしばし景色を楽しみ、熱海の梅園へ。
梅園は、紅葉シーズンはもう終わり。昨年は閑散としていたが、本日海上花火大会があるということで、比較的人出は多い。
帰りの 車中で聴いたのは、モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」。
駅売りANFから出ていた海賊盤CDのライヴクラシクスシリーズ中の一枚で、デボストのフルート、サバレタのハープにジャン・フルネ指揮スイス・イタリア語管弦楽団による1968年アスコーナでのライヴ。
洗練されたソリストたちの美しい音色と、エレガントなフルネの指揮が素晴らしい。ライヴながら録音も良い。ドライヴには最適な一枚。同乗者たちは気持ち良さげにぐっすりと眠っている。
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