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2009年1月16日 (金)

ロスバウトのシベリウス

寒風吹きすさぶ毎日。今週もようやく終わるが仕事は高値安定。オケの練習にも出れたし8時前には帰れているのでよしとしよう。

P1010588 今日はシベリウス。フィンランドの指揮者ハンニカイネン指揮シンフォニア・オブ・ロンドンの「カレリア」組曲。残された録音が少ない中でのハンイカイネンの貴重なシベリウスのステレオ録音だ。手持ちは「北欧の叙情シリーズ」 国内盤CD.カップリングは交響曲第5番。

オケは編成が小さく、弦楽器はかなり薄い響きだが鄙びた響きの管楽器がローカルな味わいを出していて良い演奏だ。この演奏の有名な第3曲「行進曲風に」中間部のファゴットの刻みがなんとも純朴で、聴くたびにジーンと来てしまう。

P1010586 P1010587 同じ「カレリア」を現代音楽の紹介で名高いドイツの指揮者ハンス・ロスバウト指揮ベルリンフィルの演奏で聴く。
ドイツグラモフォンへのモノラル録音。この演奏は10吋盤で出たきりだ長らく廃盤だったが、DGオリジナルスからCD化されていた。

手持ちは10吋の国内初出盤とオリジナルスのCD。

こちらはハンニカイネンとは全く違うタイプの端正にして緻密なシベリウス。引き締まったベルリンフィルの音がなんとも素晴らしい。「行進曲風に」が5分以上の長大な演奏でこれほどゆっくりな演奏は他にない。

オリジナルスのCDには、「フインランディア」「悲しきワルツ」「トクオネラの白鳥」「タピオラ」などがカップリングされている。

中でも青白き炎が闇の中でチロチロ燃えるような「悲しきワルツ」が印象深い。速いテンポで、純度の高い氷のような演奏だ。

「悲しきワルツ」の最後の弦楽四重奏の和音が静かに静かに消えた後に、次の「トウオネラの白鳥」のチェロとコントラバスの和音がスーッと入ってくるところなどすごい。

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