管打楽器アンサンブルコンテスト東部大会
本日、娘二人の管打楽器アンサンブルコンテスト本番当日。
既に東部予選を通過した下の娘は静岡市でおこなわれる県大会出場のため早朝6時に学校集合。おかげでこちらも5時に起こされ、学校まで送るはめになった。上の娘は東部大会予選で、こちらの会場は沼津市民文化センター。
どちらも聞いてやりたいところだが体は一つ。結局静岡の方は家内が行き、沼津は自分が行くことにした。
朝から出勤し仕事を片付けながら、娘の出番の時間をねらって職場から抜け出しコンテスト会場へ直行する。プログラムを見ると出場校は全部で65校、全部を仕事として聞かなければならない審査員の先生方、ご苦労さんです。
自分は娘の出る前後の10数校の演奏を聴いたが、自分が出ていた時代に比べて編成も曲も実にバラエティに富んでいる。クラリネット、アルトサックスに金管3本によるレスピーギなど、意表をついた編成がなかなかどうして面白い。
娘の曲はダンツィの木管五重奏曲作品56-2。高校生が演奏するにはなかなかの難曲。
練習を始めた頃に、我が家で五人の演奏を一度見てやったことがあるが、とても聞けたものではなかった。
その後練習を積み重ね、見違えるほどよくなった。結果は銀賞だったが高校生でこれだけまとめればたいしたものだ。娘のホルンも多少のミスはあったものの及第点。(ちょいと甘いか)
聴いた中では、県立冨士高のバリチューバ四重奏がいつまでも聴いていたいと思わせる秀逸な出来。
そして夜の8時過ぎに下の娘が静岡から帰ってきた。実際に聴いて一足先に帰ってきた家内の話では、どの学校も水準が高くとても無理、という話だったが、学校まで迎えに行き、迎えた娘の第一声が「金賞だった!」の一言。
東海大会出場でない、いわゆるダメ金だが、指導者の力が大きいとはいえ、今までの努力が報われたということか。
落ち着いてから聴いたのは、独アルヒーヴから出ていたLPの「ロココ時代の舞曲集」
大バッハの息子C.P.E.バッハやラモーの舞曲を集めた、俗世間を超越した優雅な貴族たちの舞曲集。 演奏はメルクス合奏団。
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コメント
あのダンツィは、私も満足しました。
点数的にはとても惜しかったのですが
これも良き経験でしょう。
中学の方は、良かったですね。
これもよい思い出。
予選の段階で、金賞は予感していましたよ。
みんなの結束力。
夏もがんばって欲しいです。
投稿: 和尚 | 2009年1月13日 (火) 08時27分
和尚さん、いろいろとお世話になります。
ダンツィを演奏すると娘から初めて聞いた時、大丈夫なの?と思わず聞き返したのですが、コンクール本番ではのびのびと演奏していて安心しました。結果は残念でしたが良い演奏でした。
下の子の演奏は、実は今回は一度も聞いてないのです。
投稿: 山本晴望 | 2009年1月13日 (火) 23時37分