「ラ・ボエーム」いよいよ本番近し
来月に迫った「ラ・ボエーム」の練習は今日も含め、あと4回。
オケのみの練習は今日が最後ということで、仕事を早めに切り上げ文化センター大ホールに直行。
オケの響きはだいぶ整ってきた。が、いろいろと考えさせられる練習だった。
中橋先生の棒は、今まではオペラに慣れないオケに合わせてくれた部分が多かったのだが、次回からいよいよ歌手との本格的な合わせということで、今日は完全に本番の棒に切り替えている。
いわば、どのような間とテンポで歌うか予測がつかない歌手にオケが即応できるように、即興的な変化をつけている棒だ。
ところが、オケはいつものペースで進めていくものだから、先生の棒とどうも噛み合わない。状況が良くわからないまま、飛び出したり、遅れたりの続出となった。プッチーニはこれだから難しい。
大部分の団員は、何故このような混乱が起こるのかが理解ができないようだ。いずれ歌手が入る次回の練習で気づくのだろう。
帰宅後聴いたのは、グレン・グールドが大きな影響を受けたというロザリン・トゥーレックの弾く平均率クラヴィア曲集から数曲。
VAIから出ているCD。自由にテンポを揺らしたロマンティックなバッハ。
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コメント
再びコメント失礼します。
我々の時も、「ざえもん」さんは本当に苦労されておられました。「指揮者ってのは、まず忍耐力が無ければ務まらない仕事だな〜」と本気で思ったものです。
でも本当に良い経験でした。うちのオケはオペラを経験してほんの少しだけレベルが上がったような気がしています。
どうぞ「ざえもんさん」(=マエストロ中橋)によろしくお伝えください。(酒フィルの2番笛よりと)
そういえば、オペラ後の昨年の我々の定期もメインはシベ2でした!(コンツェルトはチャイコのPコンでしたが)
投稿: balaine | 2009年1月28日 (水) 01時08分
balaineさん、酒田フィルの方ですか!ご声援ありがとうございます。
練習中に、酒田での公演の話も時々出てきますよ。
「ラ・ボエーム」の後の定演の曲目が沼響と同じシベ2だったとは、これも奇遇ですね。
なんとか体調を崩さずに本番を迎えたいと思います。
投稿: 山本晴望 | 2009年1月28日 (水) 22時13分