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2009年1月17日 (土)

ウェーバーの「魔弾の射手」ミサ

寒さは変わらぬが、日照時間が多少長くなった。「冬来たりならば、春遠からじ」・・・・と仕事もそうあって欲しいところだが今日も出勤。

P1010578 今日はウェーバーの宗教曲を2曲。ミサ曲第2番「魔弾の射手」ミサにオフォルトリウム「In die solemniatis vestrae」のカップリングで、Ernst Ehret指揮のミュンヘンの聖ミカエル教会のオーケストラと合唱団とによる独シュヴァンのLP。

ウェーバーの宗教音楽はあまり聴いたことがないが、ウェーバーのオペラには合唱が実に効果的に使われている。オペラにこれほど多くの合唱が使われたのはウエーバーが最初だろう。宗教曲を含むかなりの数の合唱曲も書いているようだ。

ウェーバーの代表作、歌劇「魔弾の射手」の名を冠したこのミサ曲第2番だが聴いた感じでは「魔弾の射手」の素材がどこに使われているのかよくわからない。
(アンサンブル金沢のCDではミサ曲第1番となっているが、この前に青年時代に書かれたミサ曲がある)

ほぼ同時期に作曲された、ベートーヴェンの「ミサ・ソレニムス」の威容に比ぶべくもないが、ほのかに初期ロマン派の香り漂う、素朴で飾らない敬虔な祈りの感じられる佳品だ。

P1010582 沼響のHPの聴き比べ「ベートーヴェンの7番を聴く」に、大ニキシュの弟子、ルーマニアの指揮者 ジョルジュ・ジョルジェスクの演奏の感想をアップしました。

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