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2009年2月15日 (日)

シエナ・ウィンド IN 沼津

昨日に続き暖かな一日、花粉も盛大に飛びマスクが手放せない。

Uranikki20090214t15_54_221 今日は上の娘を連れて行き、シエナ・ウィンドオーケストラの演奏会へ行く。

第2回ブラスの祭典 NUMAZU音楽祭ということで、市内の中高校生の参加も含めた市主催のイベント。

昨年はびっしり満席だったが、今年は客の入りが半分ほどで意外な思いがした。

このところの不況が響いているのだろうか。意欲的な取り組みなだけに末永く続けていただきたいもの。

プレコンサートとして、中高校生選抜バンドの演奏。昨年の10月から練習を積んだという。シエナのメンバー数人も入り、「アーセナル」、「シンフォニックセレモニー」「たなばた」の3曲。指揮は市内の高校の先生二人。
少ない練習で、臨時編成のバンドをよくまとめたという印象だ。

続いてシエナウィンドオーケストラの登場。指揮は昨年に続き金聖響。
前半の曲は、祝典序曲(ショスタコーヴィチ)、「オーバーザ・ギャラクシー(齋藤高順)」、「風紋(保科洋)」そして「レッドラインタンゴ(マッキー)」というもの。

祝典序曲は、聴き慣れたハンスバーガー編と多少異なるようだ。最後のマッキーの曲が、吹奏楽のオリジナルとは一風変わった趣で変化にも富んでいて面白かった。

後半は、オールアメリカンプロで、ガーシュインの「キューバ序曲」とコープランドの「ロデオ」。巧みな編曲で聴かせるものの、終曲の「ホー・ダウン」などは、どうしても原曲のフィドルの雰囲気がもう少し欲しくなる。

最後は、シエナ恒例の会場参加による「星条旗よ永遠なれ」。このためにホルンを持ち込んだ娘は、嬉々としてステージ上で吹いていた。

134 帰宅後聴いたのは、「ビリー・ザ・キッド」、「ロデオ」完全全曲盤。

当時のペニー・ホイッスルやホンキートンク・ピアノを使用したレナード・スラトキン若き日の名演。セントルイス響とのCD。

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