« サージェントのシベリウス | トップページ | パリ管楽器五重奏団のロッシーニ »

2009年3月14日 (土)

プレヴィターリのロッシーニとガリエラのイタリアオペラ「間奏曲集」

発達した低気圧の通過で、昨晩からの雨は明け方には暴風雨となった。本日休みだが、昼前に職場に顔を出し3時頃まで仕事。

Front_mini 昨晩は定例となった4人の仲間の飲み会。プッチーニの名作「ラ・ボエーム」の登場人物4人になぞられ会の名前も「ボエームの会」となり、4人のボヘミアンならぬ中年オヤジのノンベェの会。
いつもの二次会のプライベート・バーの女性は、年齢不詳ながらさながらミミということか。

20070326b_27 一次会はいつもの割烹「はちまき」で白菜鍋に湯葉豆腐エトセトラ。
白菜鍋は以前にも出して頂いたが、シンプルな材料ながら家でやってみても同じ味にならない。厳選された食材とプロならでは秘伝があるのだろう。

このお店では、毎回初めてお目にかかる一品が出されるのだが、今回のサプライズは「豆腐よう」。

http://www.tofuyo.com/
Tofuyol 沖縄の伝統食品で、豆腐を泡盛に漬け醗酵させたもの。
高級チーズのような濃厚な味は酒のつまみにぴったりだ。本日のお酒は、芋焼酎「しろ銀滴」、宮崎の産。

帰宅時はまたもや強い雨。前回も前前回も雨だった。

今日はイタリアの名匠二人、プレヴィターリとガリエラの指揮による演奏を聴く。

P1010637 P1010638 プレヴィターリは、RICORDI原盤の「ロッシーニオペラ序曲全集」から数曲をローマ聖チェチーリア音楽院管による演奏で。

この演奏はかつて有名曲だけを集めた国内盤LPが出ていて、手元に有る。

P1010638 ガリエラは創設期にトレーナーを勤めたフィルハーモニア管によるイタリア・オペラ間奏曲集、英EMI盤LP.

いずれの盤も、手馴れた棒さばきの中に、余人には真似の出来ない練達の味わいが光る逸品。

ガリエラの「間奏曲集」は、カタラーニやヴォルフ・フェラーリ、ザンドナイ、マスカーニらの作品の中から、見事なほどマイナーなオペラばかりから掘り出した珠玉の小品をそろえたもの。
その中のマスカーニ「グリエルモ・ラトクリフ」間奏曲「夢」は、切ないほどの哀愁と高貴な美しさに満ちた名品だ。 有名な「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」に勝るとも劣らない。

Youtubeはその「グリエルモ・ラトクリフ」

|

« サージェントのシベリウス | トップページ | パリ管楽器五重奏団のロッシーニ »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: プレヴィターリのロッシーニとガリエラのイタリアオペラ「間奏曲集」:

« サージェントのシベリウス | トップページ | パリ管楽器五重奏団のロッシーニ »