プレヴィターリのロッシーニとガリエラのイタリアオペラ「間奏曲集」
発達した低気圧の通過で、昨晩からの雨は明け方には暴風雨となった。本日休みだが、昼前に職場に顔を出し3時頃まで仕事。 昨晩は定例となった4人の仲間の飲み会。プッチーニの名作「ラ・ボエーム」の登場人物4人になぞられ会の名前も「ボエームの会」となり、4人のボヘミアンならぬ中年オヤジのノンベェの会。
いつもの二次会のプライベート・バーの女性は、年齢不詳ながらさながらミミということか。 一次会はいつもの割烹「はちまき」で白菜鍋に湯葉豆腐エトセトラ。
白菜鍋は以前にも出して頂いたが、シンプルな材料ながら家でやってみても同じ味にならない。厳選された食材とプロならでは秘伝があるのだろう。
このお店では、毎回初めてお目にかかる一品が出されるのだが、今回のサプライズは「豆腐よう」。
http:// 沖縄の伝統食品で、豆腐を泡盛に漬け醗酵させたもの。
高級チーズのような濃厚な味は酒のつまみにぴったりだ。本日のお酒は、芋焼酎「しろ銀滴」、宮崎の産。
帰宅時はまたもや強い雨。前回も前前回も雨だった。
今日はイタリアの名匠二人、プレヴィターリとガリエラの指揮による演奏を聴く。
プレヴィターリは、RICORDI原盤の「ロッシーニオペラ序曲全集」から数曲をローマ聖チェチーリア音楽院管による演奏で。
この演奏はかつて有名曲だけを集めた国内盤LPが出ていて、手元に有る。
ガリエラは創設期にトレーナーを勤めたフィルハーモニア管によるイタリア・オペラ間奏曲集、英EMI盤LP.
いずれの盤も、手馴れた棒さばきの中に、余人には真似の出来ない練達の味わいが光る逸品。
ガリエラの「間奏曲集」は、カタラーニやヴォルフ・フェラーリ、ザンドナイ、マスカーニらの作品の中から、見事なほどマイナーなオペラばかりから掘り出した珠玉の小品をそろえたもの。
その中のマスカーニ「グリエルモ・ラトクリフ」間奏曲「夢」は、切ないほどの哀愁と高貴な美しさに満ちた名品だ。 有名な「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」に勝るとも劣らない。
Youtubeはその「グリエルモ・ラトクリフ」
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