グレンジャー編のガーシュインとフォーレ、そしてドビュッシー
朝方の雨はまもなく上がり午後は快晴。
今日から3月、大きな仕事は一応のひと区切りとなり虚脱状態の日曜日。
今日はオーストラリアの作曲家にしてピアニストだったパーシー・グレンジャーの編曲をいくつか聴いた。
グリーグに私淑し、各国の民謡を収集し実に1200曲以上の作曲・編曲作品が残っているというグレンジャーの音楽は、軽いサロン風な雰囲気の中に個性的な楽器編成によるエキゾティックなテイストが魅力的な音楽。
HMVCLASSICSから出ていたCDのグレンジャー作品集から、ダニエル・アドニのピアノで、ガーシュインの作品のアレンジ物で、「The Man I Love」「Love Walked In」。
そしてフォーレの歌曲「Nell」のピアノ編曲を聴く。
純粋で爽やか、ガーシュインでは仄かにブルーな気分が漂う素敵な編曲。
そしてドビュッシーのピアノ曲の編曲を2曲。前奏曲集第2巻から「ヒースの茂る荒地」と「版画からパゴダ」演奏はサイモン指揮のフィルハーモニア管によるCALAのCD。いずれも他では聴けない録音ばかり。
「ヒースの茂る荒地」はダブルリード族を中心とした木管楽器にアルトサックス、ホルン、ハーモニウムという編成。
一方の「パゴダ」は木琴族を中心とした打楽器13人にピアノ4台にチェレスタ、ハーモニウムというもの。
パストラール風の涼やかな雰囲気漂う「ヒースの茂る荒地」にガムランの影響濃い「パゴダ」。
巨大な編成でありながら実に繊細な音楽が鳴っている。まさにラヴェルに匹敵するアレンジの天才による傑作だ。
YouTubeは、アドニの弾くガーシュインの「The Man I Love」
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- パウル・クレツキのボレロ(2026.02.17)
- ジェーン・コートランド・ウェルトン(Jane Courtland Welton 1911-2005)のブルグミュラー(2026.02.14)
- スラトキンのプロコフィエフ(2026.02.09)
- 今日は12年ぶりの大雪、ブラームスのピアノ四重奏曲シェーンベルク管弦楽編曲版のことなど(2026.02.08)
- 海軍技術研究所音響研究部実験水槽、そしてプラハ弦楽四重奏団のモーツァルトのことなど(2026.02.04)


コメント