ヘンデルの「ジュリアス・シーザ」
晴れ午後から再び雨。最も多忙な一年も終わりに近づき、3月に入り、緊張の糸がぷつりと切れ虚脱状態続く。 こんな時いつも聴くのは、ヘンデルの歌劇「ジュリアス・シーザ」から第一幕のアリア「抜け目のない狩人は・・・」
カウンターテナーとホルンのためのドッペルコンチェルトのような曲。
場所はエジプト王の王宮。、自分を暗殺しようと企てているクレオパトラの弟の王の目の前で、シーザが企てに気づいていることを皮肉をこめて歌うアリアだ。
ほど良いテンポに乗って、朗々と歌うカウンターテナーとホルンとの掛け合いが実に爽快。演奏はマギーガン指揮のフィルハーモニア・バロックオーケストラによるヘンデルオペラアリア集から。カウンターテナーはD.Minter。バロックホルンはLOWELL GREERが吹いている。驚異的な超絶技巧。
YouTubeはドイツのカウンターテナー、アンドレアス・ショルの歌う「ジュリアス・シーザ」
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