AULIDE CLASSIQUESのライヴCD
山の桜も散り始め暖かい日が続く。今日は久しぶりに自転車通勤。春の風が頬に気持ちよいが、ここのところ怠けていたので、体が鈍りペダルが重い。 アリアCDからCDが届いた。
CDの片面に曲と演奏家の印刷のみの、ヨーロッパのライヴ音源レーベル、AULIDE CLASSIQUESのCD数枚。
見るからに妖しげだが、サインペンで手書きの番号のみだったDisco Archivaよりは曲目があるだけまし。
内容は、モントゥー&ボストン響のブラームスの交響曲第1番1962年ライヴ。ヴィットルド・グイ指揮フィレンツェ五月祭管によるブラームスの交響曲第4番、バルビローリ&ウィーンフィルのドビュッシー「海」、
カラヤン&チェコフィルのバッハの4台のチェンバロのための協奏曲などなど。
中でも一番聴きたかったのが、ウイリアム・スタインバーグ&ピッツバーグ響による1973年日本でのライヴによるブラームスの交響曲第1番。
これは大阪国際フィスティバルの演奏で、NHKでテレビとFMで放送されていた演奏だ。
テレビで見たこの演奏の冒頭部分の素晴らしさは、演奏終了後の大木正興さんの「重厚でドイツ的な正統派の名演奏でした」という解説とともに30年以上たった今でも鮮明に焼きついている。
まさかこのような形で再び聴くことができるとは思わなかった。
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