ポンマーのヘンデルとドビュッシー
我が家は築80年の老屋で、屋根を葺き替えたり増改築を繰り返し継ぎはぎだらけになっている。 昨日から大工が入り、今にも抜けそうだった床と歪んだ壁を修理中。
床に潜っている大工さん曰く。古い割には柱がきれいだとのこと。なんとかあと20年、100年は持たせたい。
本日出勤、この4月に異動になったばかりの採用3年目の部下を指導する。本来明晰な頭脳の持ち主なのだが、社会人として仕事を遂行していくための基本が出来ていないようだ。
前の部署では特に指摘されなかったらしい。人員削減に加え仕事量が増え、自分のことで手一杯でとても部下の教育まで手が回らなかったということだろうか。
ニュースは北朝鮮から発射されるミサイルの話ばかり。夕方から冷たい雨になった。
今日は引き続きマックス・ポンマーの演奏を聴く。
一枚目は昨日のドビュッシーの続編で、「小組曲」「子供の領分」「月の光」「おもちゃ箱」といったドビュッシーの作品をビュッセルとキャプレが編曲したものを集めたアルバム。
独Capriccioから出ているCD2枚組で、一枚目は昨日のレーザーライト盤と同じ「海」「夜想曲」などが入っている。
「おもちゃ箱」にはシモーヌ・リストのフランス語ナレーション付きなのがポンマーの見識を感じさせる。
演奏は相変わらず立派なものだが、演奏が良いだけ編曲者とドビュッシーとの作曲家としての格の差が浮き出てしまった。 ポンマーでもう一枚。こちらもレーザーライトのCDで、ヘンデルの作品3の合奏協奏曲を集めたもの。
オケは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とドレスデン国立歌劇場のメンバーが中心となったライプツィヒ新バッハコレギウム。
渋くしっとりとした弦楽器の響きに乗って、柔らかなフルートとオーボエが絶妙に絡んでいる素晴らしい演奏。
YouTubeは、ヘンデルのヴィオラソナタ
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