L.ルードウィッヒのハイドン
晴れのち一時雨。暑からず寒からず、過ごしやすい一日。通勤時の狩野川沿いの堤防を歩く時に頬を撫でる風が心地よい。
遠縁の方が先日突然来訪し、ルーツを調べたいのでいろいろ教えてくれという。
自分としては全く記憶にない人だが、幸い母が良く知っていた。どうやら自分の曾祖母の実家の人らしい。
家には、古文書やら意味不明の言い伝えはあるものの、江戸時代の初期には今の地に既に住んでいて、その後は代々の百姓だったこと以外はっきりしたことはわからない。
以前歴史に興味のある弟が作成した我が家の系図を渡すと、嬉々として帰っていった。
自分のルーツについては非常に興味があるものの、自分の両親は二人、祖父母は4人、曽祖父母は8人といった具合に、先祖を遡るほど対象となる人の範囲は大きく広がっていく。
現在の日本の人口は、約1億2770万人。 縄文時代早期の日本の人口は約2万人。その後大陸からの多くの人口流入があり、ほぼ安定化した鎌倉時代の人口は約600万人だという。
とすると鎌倉時代まで遡ると、今の自分の身の回りの約20人に1人は、先祖が同一ということ???
こんなことを考えていた一日でした。
今日は、最近再評価の兆しのあるカラヤンと同年生まれのレオポルド・ルードウィヒ指揮のハイドンを聴く。
EMI原盤の国内盤LPで、交響曲第31番「ホルン信号」と73番「狩り」というもの。いずれもホルンが大活躍する交響曲。オケはバイエルン放送交響楽団。
「ホルン信号」はゆとりのありすぎるテンポで、ロマンティックではあるもののいささか間延びのした出来。一方の「狩」は爽やかでありオケの優秀さもあり十分聴き応えのある名演だ。
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