プレヴィンのR.シュトラウス ワルツ「ミュンヘン」
GW初日、天気も良く高速は大渋滞。自分は一日仕事となり娘たちも学校。一人残された家内は一日伸び伸びと過ごした様子。早めに仕事を切り上げ6時前には帰宅。
今日は、今や巨匠の域に至ったアンドレ・プレヴィンのR.シュトラウスを聴く。
ロンドン響音楽監督時代の録音で、「ばらの騎士」組曲、「ドン・ファン」ワルツ「ミュンヘン」の3曲が入ったRCAのLPだ。
ワルツ「ミュンヘン」はこの演奏が世界初録音だという。
この曲は完成されなかった映画のために書かれた曲で、自身の故郷の名を冠しただけに愛着があったのだろう。R.シュトラウスは最後の年に改訂している。映画音楽とはいえ演奏時間10分弱の充実した作品。
プレヴィンは、このアルバムの録音に際して通常の倍の8本のホルンを使用。確かに「ばらの騎士」の冒頭や「ドン・ファン」のホルンは今まで聞いたことがないような凄い音がしている。
プレヴィンの演奏は、輝かしくも充実した響きの衒いのない正統派の名演。
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