グルダの「悲愴」
明日からの予定だった下の娘の修学旅行は延期と決定。市内の他の学校が軒並み延期の中、今の状況では仕方がないのだろう。
代わりに明日は遠足だということで、先日買い込んだ菓子類をリュックに詰め込んでいる。
上の娘が最近ベートーヴェンの「悲愴ソナタ」を弾き始めている。
始めたばかりでとても聞けたものではないが、何か模範になるような演奏を、と思い、いろいろとつまみ聴きを始めたら止まらなくなってしまった。
中でも感心したのは、フリードリヒ・グルダの演奏。グルダはDECCAとAMADEOに二つのベートーヴェンピアノソナタ全集を残しているが、今日聴いたのは、この二つの間の時期にコンサートホールレーベルに録音された「悲愴」「月光」「熱情」のいわゆる三大ソナタ集。
手持ちは日本コロンビアから出ていたLP。
確固たる構成力と艶のある粒立ちのはっきりした音の正統派のベートーヴェンが聴ける。録音もまずまずだ。
YouTubeはグルダの弾くモーツァルト、K.397の幻想曲
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