スタインバーグの「春の祭典」
6月も最後の日だが梅雨は上がる気配もなく、今日は一日おきの雨。
昨日は朝早く起きて枯れてしまった庭の白樺を切った。高原の代表的な樹木なだけに温暖な沼津で育つのか心配していたのだが、苗から育てて20年目にして枯れてしまった。ここ数年葉の数が減り、衰弱ぶりが目立っていたが、枯れた原因はわからない。平均気温が上昇したからかもしれない。
ある会報に投稿されていた「虚心坦懐力」という言葉が気になった。
「虚心坦懐」(心にわだかまりを持たず、素直でさっぱりした気持ち。無心で平静な心境。偏見がなく、心を開いていること。 )
虚心坦懐力を身につけるべき時期は四十代。人は四十代くらいから厄介な人間になってくる人が増えてくる。五十、六十と共に厄介度も加速。ターニングポイントは、四十五歳くらい。五十代くらいまでに虚心坦懐力を身につけるようにしておかないと、人から相手にされない老年を迎えることになる。という趣旨だった。
自分を含め、身の回りを見渡す時、あまりにも的を得た言葉に深く考えさせられました。 今日は、林さんのHP「Kechikechi Classics」http://
で絶賛されていたスタインバーグの「春の祭典」。
何年か前に聴いたはずだが、どんな演奏だったのか思い出せなかったので聴いてみた。米キャピトルのLPで、オケはピッツバーグ響。
50年代半ばのモノラル録音。
50年代といえば「春の祭典」の録音はさほど多くはない時代だが、高性能のオケをフル回転させたドスの効いた重量級の名演だ。
モノラルながら録音は生々しいくらいに鮮明。充分な奥行きを保ちながら怒涛の如く響くオケの音が素晴らしい。
YouTube はブーレーズの「春の祭典」
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