アンサンブルコンテストの須川展也
今日は一日良い天気となった。自分と家内は仕事となり、下の娘は市内の福祉施設のイベントにボランティアとして参加。
家内の帰りが遅くなりそうなので、夕食は外食にしようと娘二人を誘ったのだが、着替えるのがメンドクサイとのことで却下される。
さりとて今更夕食を作る気にもならず、近くのスーパーで寿司を買って軽く済ますことにした。 夕食後は、1979年のアンサンブルコンテスト全国大会の実況録音を聴いていた。高校、一般、職場の部の団体の演奏を収録したもので、曲はクラシカルなものばかり。今から30年前の学生時代に購入したLP。
この中の旭川青少年吹奏楽団のメンバーによる木管八重奏のヴィヴァルディの「合奏協奏曲作品6の8」の演奏が非常に気に入っている。
サックス四重奏の編成にバスクラを含むクラリネット4人が加わるアレンジだが、これが非常に良い。演奏もまろやかに溶け合った芳醇な響きが美しく、何度聴いても素晴らしい。勿論金賞受賞。
聴いているうちに、一緒に聴いていた上の娘が「あ!須川さんだ」と声を上げた。驚いてレコードジャケットに印刷された出場メンバー表を見ると、高校の部の金賞団体、浜松北高吹奏楽部サックス四重奏のメンバー表に、なんと日本を代表するサックス奏者須川展也氏の名が見えるではないか!
今まで全く気が付かなかった。
曲はボザの「アンダンテとスケルツォ」からアンダンテ。さっそく聴いてみる。ゆっくりとした曲をじっくり緊張感を持って聴かせていて、とても高校生とは思えない見事さだ。須川さんのソプラノサックスだけでなく他の3人の技量も均質なのが凄い。 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、ベルグルンド指揮ヘルシンキフィルの演奏の感想をアップしました。
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コメント
おぉぉぉ、すごいのをお持ちですね。
ちなみに、生で聞いていました。(笑)
N大のサックス、バリトンは私の先輩です。
そして、R大のトロンボーン4。ネリベル
です。どうしてもその曲が聞きたくて2年
前のアンコンの時に譜面をゲットしてきま
した。
R大の1番Tbの方とは、20年近いお付
き合いをさせて頂いております。
その音源、借りたい。。。
投稿: 和尚 | 2009年6月 8日 (月) 01時53分
このアルバムは、長い間の愛聴盤だったのですが、娘に指摘されるまで気が付きませんでした。
アンコン全国大会に出た人たちの多くには、今でも音楽畑で活躍されている人が多いようですね。
投稿: 山本晴望 | 2009年6月 9日 (火) 07時47分