ハヴィコーヴァのショスタコーヴィチ
曇り時々雨。山口県の土砂災害に衆議院の解散といった大きなニュースのあった一日。せめて明日の皆既日食は晴れて欲しいものだ。 スロヴァキアのピアニスト、クララ・ハヴィコーヴァの弾くショスタコーヴィチの24の前奏曲を聴く。
チェコ スプラフォン原盤の米クロスロードLP。
ピアニストについては1931年生まれという他はよくわからない。地元では比較的多くの録音があるようだ。
ショスタコーヴィチのこの曲は好きな曲で、ある程度のピアニストの演奏ならば大概満足する。 ハヴィコーヴァの演奏は音色の変化が乏しく多少単調だが、確かなテクニックを持つピアニストのようだ。 もう一枚は、今年生誕150年の記念の年となった、イッポリトフ・イワーノフの組曲「コーカサスの風景」。
演奏はアブラヴァネル指揮のユタ響によるヴァンガード盤CD.
いわば素朴でシンプルな標題音楽。民謡的な素材をそのままオーケストレーションしたような曲だが、第2曲「村にて」が黒澤明の「夢」で非常に効果的に使われていた。 アブラヴァネルの演奏は、通俗的でないところが非常に良い。
YouTube は、キース・ジャレットの弾くショスタコーヴィチ
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