スヴェトラーノフのラフマニノフ
梅雨も明けとにかく蒸し暑い。外にでると体が溶けるようだ。
混迷する永田町ももはや完全メルトダウン状態。
この暑さついでに、今日はスヴェトラーノフの重量級のラフマニノフを聴く。
聴いたのはロシアメロディア原盤の国内LPで、スクリヤービンの「法悦の詩」とのカップリングとなった交響詩「死の島」。
そして「ロスティスラフ王」、「岩」、有名な「ヴォカリーズ」のオーケストラ版という三曲が収録されたロシアメロディアの外盤LP。
スイスの画家ベックリンの同名の絵画に触発されて作曲された「死の島」は、暗く澱んだ波の音を表す8分の5拍 子の不安な響きに乗り、ホルン6本3管の大編成の厚いオーケストラの響きがひたひたと押し寄せては引いていく。
一転して「ヴォカリーズ」は甘く哀愁漂うラフマニノフの世界。 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、バルビローリ&ロイヤルフィルの演奏の感想をアップしました。
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YouTube はギーレン指揮するラフマニノフの「死の島」
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