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2009年7月14日 (火)

スヴェトラーノフのラフマニノフ

梅雨も明けとにかく蒸し暑い。外にでると体が溶けるようだ。
混迷する永田町ももはや完全メルトダウン状態。

この暑さついでに、今日はスヴェトラーノフの重量級のラフマニノフを聴く。

P1010712 P1010714 聴いたのはロシアメロディア原盤の国内LPで、スクリヤービンの「法悦の詩」とのカップリングとなった交響詩「死の島」。
そして「ロスティスラフ王」、「岩」、有名な「ヴォカリーズ」のオーケストラ版という三曲が収録されたロシアメロディアの外盤LP。

スイスの画家ベックリンの同名の絵画に触発されて作曲された「死の島」は、暗く澱んだ波の音を表す8分の5拍240pxarnold_bc3b6cklin_006 子の不安な響きに乗り、ホルン6本3管の大編成の厚いオーケストラの響きがひたひたと押し寄せては引いていく。

一転して「ヴォカリーズ」は甘く哀愁漂うラフマニノフの世界。

P1010706 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、バルビローリ&ロイヤルフィルの演奏の感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

YouTube はギーレン指揮するラフマニノフの「死の島」

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