イワーノフの「アンタール」
未だ梅雨は明けないが週の始まりも暑かった。 北海道の親戚から函館カール・レイモンのソーセージをいただいた。
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私が学生時代はレイモンさんはまだご存命で、なかなか手に入らなかったがドイツ仕込みの本物のソーセージの味は今でも忘れられない。
大メーカーのソーセージとは、次元の違う味を家族で堪能。 リムスキー・コルサコフの交響組曲「アンタール」を聴く。
演奏はコンスタンチン・イワーノフのモスクワ放送響。メロディア原盤の東芝から出ていたLP。
一時交響曲第2番として発表されたが、何度か改訂されて、結局交響組曲となった曲。いわば「シェヘラザード」の姉妹曲みたいなものだ。
イワーノフは、ムラヴィンスキーと指揮者コンクールで一位を分け合ったというものの、ほんまかいな、というのが正直なところ。
この演奏は、軍楽隊調の野暮ったいくらいのロシア色丸出しの演奏だ。このようなタイプがもてはやされた時期もあったのだろう。誠実さには共感を抱くものの時代は変わった。
YouTube はゲルギエフの「シェヘラザード」
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