ノヴァエスのショパン
雨の一日、湿度は高いがさほど暑さは感じない。 今日はブラジルの女流ピアニスト、ギヨマール・ノヴァエスのショパンを聴く。
米VOXの3枚組LPで、ソナタ第2番、前奏曲、ワルツ、練習曲を集めたもの。1959年プレスのモノラルLP.
この頃のアメリカのセット物LPによくあるオートチェンジャー対応のLPで、連続再生するために第一面の裏が第6面になっていたりしている。
ウィキペディアにはノヴァエスについて詳細な解説があるものの、自分の感想はこの記述には必ずしも同意しない。
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確かな技巧、男性的な力強いタッチと黒光りするような艶やかな音色。歌い方はかなり個性的でアクの強いショパン。
この中では、小品よりもソナタのような曲にノヴァエスの本領が伺われるようだ。
YouTube は、ノヴァエスの思い出を語るブラジルのピアニスト、ネルソン・フレイレ。
演奏はノヴァエスの弾くグルック「精霊の踊り」、名演です。
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