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2009年7月11日 (土)

マウエルスベルガー兄弟の「マタイ受難曲」

今日も一日出勤だが、冷房が効いて過ごしやすいのが唯一の救い。明日は町内のお祭りがあり、役員として焼き鳥を焼くことになっている。

帰宅後聴いたのはバッハの「マタイ受難曲」。一年に一度聴くかどうかの大曲だが、なぜか冒頭の「来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け」が聴きたくなった。

「マタイ」では1939年のメンゲルベルクの聴衆のすすり泣き入りのライヴが有名だが、今日取り出したのは1970年録音のオイロディスク盤LP4枚組。

P1010527 ドレスデンの聖十字架教会合唱団のカントール(音楽監督)だったルドルフ・マウエルベルガーが総指揮を取り、「マタイ」が初演されたライプツィヒ聖トーマス教会のカントールである弟のエルンスト・マウエルスベルガーも加わる。
オケは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管。ソロはペーター・シュライヤー、テオ・アダムそのほかの旧東ドイツ音楽陣の総力をあげた名盤。

神への敬虔な祈りとバッハへの深い畏敬の念が、素朴で純な響きから自然に立ち上ってくる。

心洗われる名演に感動しているうちに、LP2枚目の途中で深い眠りに落ちてしまいました。

Youtubeはカール・リヒターの「マタイ受難曲」

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