アーノンクールの「フィデリオ」
曇り時々雨。巷は3連休だが、休めそうなのは一日だけだ。
もう少し仕事を振り分けたいところだが、手持ちの駒はそれぞれ仕事を抱え手一杯といったところ。
本日部下の一人から仕事の相談を受ける。最近飛ばしすぎで気にはなっていたのだが、いささかオーバーーヒート気味となり手詰まりとなってしまったようだ。とにかく自分ひとりで抱え込む愚を諭し、暫定的に彼の仕事の一部を見てやることにする。 今日はベートーヴェン唯一のオペラ、「フィデリオ」のDVDを視た。アーノンクール率いるチューリヒ歌劇場のメンバーによる2004年の公演の記録。
鋭角的なアーノンクールの指揮に対してユルゲン・フリムの演出は簡素でいてオーソドクス、ヒューマンな人間ドラマとして構成した現代的なもの。
実力派揃いの歌手達は、リアリティのある真摯な演技で非常に水準が高い。ベートーヴェンの生真面目な音楽をがっちりと構成豊かに楽しませてくれる。
YouTubeはそのアーノンクール&チューリヒ歌劇場の「フィデリオ」序曲
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- ベルティーニのドビュッシー、「放蕩息子」と「選ばれし乙女」のことなど(2025.03.09)
- キリル・コンドラシンのチャイコフスキー、組曲第3番(2025.03.07)
- 駒形克己の「Little tree」、そしてプレヴィンのプロコフィエフのことなど(2025.03.04)
- ジュリーニ~ザ・シカゴ・イヤーズ(2025.03.02)
- ワルター・ホーリーのテレマン、トランペット協奏曲(2025.02.26)
コメント