スヴェトラーノフのバラキレフ
巷の三連休をよそに丸一日職場にこもりきりの不健康な一日。 今日は土用の丑の日ということで昨日から近くの鰻屋「うなよし」は、かなりの混雑。http://
ご近所でいつでも行けるし、あえて混む日に行くことはないな と思いながらも書いているうちに鰻がたべたくなってきた。
今日はロシア五人組の中で、唯一職業音楽家として出発したバラキレフの管弦楽曲を聴く。 五人組の中では指導的な存在だったというバラキレフだが、ボロディン、リムスキー・コルサコフ、ムソルグスキーの3人に比べると、もう一人のキュイほどではないが影が薄い。
比較的知られているのは、難曲で知られるピアノ曲「イスメライ」がある程度。
今日はスヴェトラーノフがソビエト国立響を振ったLPから、交響詩「タマール」、交響詩「古代ロシア」、3つのロシアの歌による序曲の3曲を聴いた。
いずれもバラキレフが採取したロシア民謡を素材にしたもの。特に序曲は、チャイコフスキーの交響曲第4番のフィナーレとストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」で使われていた素材と同じものだ。
正直なところスヴェトラーノフを持ってしても曲のつまらなさを充分にカバーしきれていないようだ。
この3曲では、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」に影響を与えたと言われる「タマール」は楽しめた。 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、バルビローリ&ボストン響のライヴの感想をアップしました。
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YouTube はスヴェトラーノフ指揮のバラキレフの交響曲第2番
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