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2009年8月に作成された記事

2009年8月30日 (日)

東急ホテル・ジャズナイト

本日お仕事。衆議院選挙は既に期日前投票を済ませてあるので、そのまま出勤。

仕事を終えた後は、家内と東急ホテルのジャズコンサートへ。

2009083018560001 2009083018560000 曲は枯葉、シャレードその他親しみやすい曲ばかりの、狩野川の美しい夜景を眺めながらフリードリンクでほろ酔い気分になりながら気軽に聴くコンサート。

ピアニストの東文明を中心としたユニットによるものだったが、東文明が急病とかで代理のピアニストの登場。最初から出鼻を挫かれ会場に白けた雰囲気が漂う。
正直なところ演奏にノリが欠けつまらない。聴いているうちに退屈してきた。

後半になってようやく本調子。こちらの耳も慣れたのかガーシュインの「サマータイム」、チック・コレアのアルバムは、虚心な気持ちで楽しめた。

帰宅後のテレビ各局の選挙速報は当初の予想通りの民主党圧勝の模様。自民党の古老がバタバタ落選。若手の民主党の議員とは対照的だ。ここ4年の自民党があまりにもオソマツだったということだろう。
ひとつの歴史的な出来事として記憶される選挙だが、今後の民主党のあり方によっては次回に大きな揺り返しが起こるに違いない。

一発逆転がある小選挙区制。雰囲気に流されやすい日本人の国民性からすると、次の選挙がどうなるかは判らない。

YouTube はキャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィスの歴史的名盤「サムシン・エルス」から「枯葉」

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2009年8月29日 (土)

ラーンキの「子供のために」原典版

本日お休み。早朝から毎年恒例の地域防災訓練の放送が流れている。

先日M6の地震の洗礼を受けたばかりなので比較的関心が高く、いつもの年よりも大勢が集まった。
組別の点呼に今年の炊き出しはなぜか素麺。わが町内は田舎ということもあるが、この種の行事を皆お祭りのようにしてしまうので出席率が良い。
午後は職場同僚の御母堂の葬式。

P1010752 今日は、ハンガリーのピアニスト、ラーンキの弾くバルトークから「子供のために」(原典版)を聴く。手持ちはテレフンケン原盤のLP2枚組。

ハンガリーとスロヴァキア民謡を素材とした「子供のために」は、ピアノの学習者向けの平易な曲を集めたもの。

1909年に85曲を集めた形で完成されたが、バルトークは最晩年の1945年改訂している。この時曲数は79曲となり、それぞれの曲に(全部ではないが)タイトルがついた。

細かに聴き比べたわけではないが、聴感上は原典版の方がより民族的な色合いが濃いような気がする。
自分としては、スロヴァキア民謡を素材とした哀愁漂う第2巻がお気に入り。

YouTube は「子供のために」第一曲

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2009年8月27日 (木)

ソチエタ・コレルリのビバルディ

秋の気配が感じられる今日この頃。新型インフルエンザの脅威が連日報道されているが、今のところ強毒性でないということで自分の身の回りは未だに楽観ムード。

Front_mini 昨晩は定例月に一度の中年オヤジ4人の「ボエームの会」。場所はいつもの三島孤池近くの割烹「はちまき」
今回は新たなメンバーも加わり、初対面ながらユーモアとウィットに富んだ方で自分とは同年代ということもありで共通の話題に大いに盛り上がる。

Dcaw8c7pjca4moksacaph7vm7caq1s91sca 本日のお酒は「いいちこ日田全麹」。
Ocair0iifcas1br1fcaeta2x8caodp3auca Fcato2xuzcah835kicarmd2g8casa3qzyca 料理は山形牛の霜降り牛刺しに始まり、冷性茶碗蒸、さわらの焼き物に極めつけは今が旬の山形産特大「岩牡蠣」エトセトラ。

そして最後は「はちまき」特性のカニ肉びっしりの巨大カニクリームコロッケというもの。

二次会はいつものプライベートバー。5人で押しかけ玄関を開けると出迎えのKちゃんはいつもと異なる浴衣姿の艶姿。一同「おー!」と声を上げたものの、前回のお開きの時、「次は浴衣でね」と、こちらがお願いしたという。みんな酔っ払っていていて誰も覚えていなかった。
ここでも楽しいひと時を過ごし、健全にその日のうちにお開き。

明けて本日は外回りの肉体系のお仕事。頭を使わぬ単純作業なだけに一汗かいて飲み会翌日の仕事としてはありがたい。

P1010750 帰宅後聴いたのはビバルディの「調和の霊感」から。
演奏はイタリアのソチエタ・コレルリ合奏団のもの。

有名なイ・ムジチよりも一年早い1951年創立の室内合奏団で、メンバーもイ・ムジチと同じ12名。
指揮者を置かないことも共通していたが、イムジチが誰にも受け入れやすい適度な大衆性を持ち、時代と共にコンマスも入れ替わり柔軟な変化をとげていったのとは対照的に、ソチエタ・コレルリは硬質な音色と、鋭く作品に肉薄した無駄のない即物的なスタイル。 結局10年余りで活動を停止してしまった。

このビバルディは、コレルリの合奏協奏曲録音と並びソチエタ・コレルリの代表的な録音だ。
目を血走らせてビバルディに立ち向かっていくような、鋭角的な演奏。

さすがにこの演奏で「調和の霊感」LP3枚組を聴き通すのは辛い。

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2009年8月25日 (火)

クリスタ・ルードウィヒの「ヴェーゼンドンクの5つの詩」

昨晩から急に気温が下がり、本日風も爽やかなカラリと晴れた一日。今年の夏は短かった。

今日はISOの内部監査で半日外回り。
夜遅くに、昨日の甲子園の決勝戦を観戦してきた岳父が551蓬莱の豚まんを土産にやってきた。http://www.horaihonkan.co.jp/
高校野球ならではの好試合に未だ興奮冷めやらずといった面持ち。

P1010752 おいしそうな豚まんは明日以降にとっておいて、今日はクリスタ・ルードウィヒの歌うワーグナーの「ヴェーゼンドンクの5つの詩」を聴く。

伴奏はクレンペラー指揮のフィルハーモニア管。「イゾルデの愛の死」とブラームスの「アルト・ラプソディ」とのカップリング。

ロマンティックにして官能的、壮大なドイツロマン派の世界を余すことなく描き出した何度も再発を繰り返し生き残ってきた名盤だ。

P1010751 もう一枚は、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルによるイタリア・ドイツ・ルネサンス期の舞曲集。

メンバーの多くは引退したり亡くなってしまったが、残された数多くの録音は、今でもブラスアンサンブルの規範となる名演揃い。

YouTube はそのフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル、伝説の日本ライヴ

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2009年8月23日 (日)

クラーマー=ビューロー60の練習曲

よく晴れた一日だったが、夕方職場に顔を出した帰りに遠く伊豆方面に巨大な虹が見えた。

今年の夏も終わりに近づき、千本海岸でおこなわれているサンセットページェントの花火が家の2階から良く見える。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/event/hanabi/sunset/index.htm

上の娘がクラーマー=ビューローの「60の練習曲」の56番をさらっている。http://mysound.jp/music/detail/tYRJ4/

41p8gwnp5yl__ss500_ この曲は、J.B.クラーマー(1771~1856)の84の練習曲を大指揮者ハンス・フォン・ビューローが60曲を選び再構成して出版したもの。

クラーマーはベートーヴェンと同時代のピアニストで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の「皇帝」というニックネームは彼の命名だという。作品も9曲のピアノ協奏曲や室内楽作品があるらしいが、自分は聴いたことがない。
ピアノ学習者の教則本として有名なこのエチュードは、家内もかつては練習したことがあるという。

全音から出版されている楽譜にはビューロの序文が載せられている。難解な日本文で良くわからないが、テクニックと音楽性を養うのにこれに優る教本はないという趣旨のようだ。

P1010750 確かにツェルニーのような退屈さはない。第56番など気品のある美しいメロディと古典的な格調の高さで、コンサートの曲目に取り上げても通用する名曲だ。

今日はピアノの先生にお借りしたCDでクラーマー=ビューローの「60の練習曲」を何曲か聴いた。
演奏は神野明によるもの。粒立ちのはっきりした美しい演奏だ。

P1010747 P1010748 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、パウル・クレツキ指揮フィルハーモニア管の演奏の感想をアップしました。

http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

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2009年8月21日 (金)

ガンバの「時の踊り」

朝夕は多少涼しくなってきた。再び自転車通勤を開始。メタボ解消のためと言えば聞こえは良いがきっかけはバイクの不調。

昨日の朝、家を出ようとポンコツバイクにまたがりキックしたところプスプスプス・・スーゥ・・エンジンがかからない。何度やってもダメ。

プラグの不調その他いろいろ原因は考えられるけれども、ムキになって何度も蹴っているうちに気がつくと20分近くが経過して遅刻の恐れも出てきた。

車ではもう間に合わない時間だ。そこでやむなく自転車に飛び乗り裏道を抜けながら職場まで急行するはめに。
汗びっしょりになりながら職場に着くと「自転車ですか。健康にいいですよね。」と声をかける守衛さんに引きつった笑顔を見せながら、階段を駆け上がる。

夜は久しぶりにオケの練習に参加する。会場の小ホールに着くとプロコフィエフの練習がはじまっていた。
盆明けの練習はいつも出席率がよくないが、今回はホルンが自分を含めて二名のみ。指揮者のF氏のホルンを見る目も冷ややかだ。
休み明けは全体のアンサンブルもゆるみがち。これは喝が必要。

自転車のペダルの踏み込み過ぎかもしれぬが、今月の始めにバイクで転倒した傷の経過が思わしくなく、今日は午前中に近所の整形外科に行かせてもらう。

病院に着くと待合室には治療を待つ人々が数十人。さながら日帰り温泉の休憩室の如くご年配の方が大多数でその話し声も尋常でない雰囲気。

ゲンナリしながら片隅で持参した文庫本を読みながら順番を待っていると、お年寄りの話し声の合間に病院が流すBGMが耳に入ってきた。

「はて?」と耳を澄ますと、昨晩練習したばかりの「時の踊り」だった。自分としては苦手な曲なので読書に集中。

夜は修学旅行に行った娘が京都から帰ってきた。さすがにバスでの往復は疲れた様子。

P1010746 今日は再び「時の踊り」を聴く。演奏は9歳で指揮デビューして天才少年と騒がれたピエロ・ガンバの二十台の演奏。オケはロンドン響の英デッカ原盤の国内盤LP.

速めのテンポで颯爽とオケをドライヴし、適度な色気の漂う歌わせ方と楽想の切れ目の微妙な間も絶妙だ。

現在カナダやウルグアイあたりで活動しているらしいガンバは、天才も二十歳過ぎれば只の人の典型のような人と言われている、この演奏は非常に良いと思う。

YouTube はコペンハーゲンでのP.ガンバ。映像があるとは思わなかった。

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2009年8月19日 (水)

カラヤンのショスタコーヴィチ、モスクワライヴ

新型インフルエンザが大流行の兆し。今日は新型インフルエンザ発生のために5月から延期となっていた下の娘の修学旅行出発の日。

結局新幹線の手配がつかず、バスで京都まで行くはめになってしまった。早朝5時30分の集合ということで、5時前起床。娘を集合場所に送っていく。
先日の地震が一週間遅ければ、東名の崩落でまた影響を受けるところだった。

昨日、職場にその娘から電話が入り受話器の向こうでしきりに泣きじゃくっている。何事かと聞いてみると、学校内の合唱コンクールのピアノ伴奏者を落とされたとのことらしい。

「なーんだ」と思ったが、1年のときから毎年ピアノ伴奏をやっていたので本人は真剣。昨年は伴奏者賞も取ったりしたので自信があったのだろう。

決定するのは吹奏楽部の顧問もやっている学校の音楽教師。
結果は謙虚に受けとめなければならぬが、落ちた理由が「音量が小さかったから」ということを聞いてちょっと考え込んでしまった。

前日の夜に自分がちょいと見てやった時、娘から「合唱の伴奏だからあまり出過ぎないように弱音ペダルを時々使ってみようと思う。」と聞かされていたからだ。

テクニックと音色は中学生にしてはそこそこだと思っていたので(親ばかデス)、どうもこのことが裏目に出たようだ。
決まった子の演奏を聴いていないとはいえ、どうも釈然としない気分。まぁ夜にクラス担任からフォローの電話があったのが唯一の救い。


P1010743 今日はカラヤンのショスタコーヴィチを聴く。
交響曲第10番、1969年のモスクワでのライヴで、作曲者臨席の場での演奏だという。
手持ちはソ連メロディアのLPで、このLPからの板起こしのCDも出ていた。

カラヤンのショスタコーヴィチはこの第10番しかない。しかも1966年と1981年の2度もレコーディングしているので、よほど気に入っていたのだろう。

炎のごとく突っ走る怒涛の凄演。これほど興奮状態のカラヤンも珍しい。鉄壁のアンサンブルと強靭な響きで聞かせるベルリンフィルも何かに憑かれたような凄まじさだ。

P1010744 ついでに1966年のスタジオ録音も聴いてみた。スタジオ録音とライヴでは全く別の顔を使い分けていたカラヤンが聴ける。こちらも名演。

YouTube はドウダメル指揮シモンボリーバルユースオケのショスタコーヴィッチ交響曲第10番。2007年プロムスでの記録

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2009年8月17日 (月)

フィンジのエクローグ

本日休み。昨日仕事だったので休みが細切れで充分休んだ気がしないが、抜けるような雲ひとつない青空で風もあり過ごしやすい一日。
今年の夏は、娘二人がダブル受験だったりするので毎年出かけている信州方面の遠出はなし。

せめて音楽は涼やかな曲を聴こうという気分。

取り出したのは20世紀イギリスの作曲家ジェラルド・フィンジの作品。http://www.ne.jp/asahi/mms-classic/mmwsp03f/finzi.htm

初めて聴いたフィンジの作品は声楽曲「ディエスナタリス」。純粋で繊細でいて、ある種のひ弱さの感じられる作風だった。

確かフィンジの親族が指揮していたLPで、ホルストの娘イモージェン指揮のホルストの宗教曲とのカップリングだった。宇宙から撮影した暗黒の宇宙に浮かぶ地球を移した印象的なジャケットだった。
久しぶりに聴こうと思ったが、LPの山に隠れてどうしても見つからない。

P1010741 変わりに取り出したのは、ピアノとオーケストラのための「エクローグ(田園詩)」。
未完のピアノ協奏曲の第2楽章として作曲されたもの。
手持ちはNAXOSのCDで、ペーター・ドノホーのピアノにハワード・グリフィス指揮のノーザンシンフォニア。

ポツリポツリとつぶやくように始まるピアノソロ。これがため息が出るほど美しい。

P1010740 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、アレキサンダー・ギブソン指揮ロイヤルフィルの感想をアップしました。

http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

YouTube は、そのフィンジのエクローグ

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2009年8月15日 (土)

大阪俗謡による幻想曲

暑さもピークを過ぎ、夜は涼しい。時おり思い出したかのように余震は発生しているものの回数は少なくなってきた。

P1010748 お盆は恒例の高校時代の吹奏楽部OBバンドの演奏会。

知らず知らずのうちに今回で第10回。
今年は仕事やら家の雑事やらで直前まで参加できるか危うかったのだが、何とか本番には出ることができた。

今回は現役の演奏をはさんでの3部構成。

自分が高校時代の吹奏楽コンクール課題曲「高度な技術への指標」に始まり、NHK大河ドラマの「天地人」、「宇宙戦艦ヤマト」のテーマを経てリードの「春の猟犬」に終わる第一部。
第二部は現役高校生の演奏。
第三部は「カンタベリーコラール」に大栗裕の「大阪俗謡による幻想曲」で終わるというもの。

「高度な技術への指標」を吹いているうちに過ぎし日の高校時代の空気と匂いまでが蘇ってくる。冷凍パックされていた頭の中の当時の記憶が、30年以上の年月を経て瞬間解凍されたのだろう。不思議なものだ。

今も楽器をやっている者もいれば、この二日間だけ楽器に触れるという人もいたりで、これだけの曲を前日と本番当日午前中の練習で仕上げるのだから無謀とも言えるが、年に一度集まり旧交を温める完全自己満足コンサート。

演奏終了後のレセプションは、家内の実家での約束がありパスさせていただいた。

P1010746 P1010747 今日は、今回のコンサートではもっとも難しかった大栗裕の「大阪俗謡による幻想曲」を聴く。
オリジナルオーケストラ版による初演者朝比奈隆&大阪フィルの演奏。
1975年、チューリヒのライヴ録音の大阪フィル50周年記念CD.

朝比奈隆は吹奏楽版の録音も残している。

YouTube はカンタベリー大聖堂合唱隊によるT.タリス

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2009年8月14日 (金)

マーラー、ヨハン・シュトラウスへの委嘱作

今日は朝から会議漬けだ。昨日休んだので机上は決裁待ちの書類が溜まっているのもいつものこと。
お盆休みの県外ナンバーの車を横目に見つつ帰宅したのは8時過ぎ。

帰宅したらヤフオクで落としたLPが届いていた。音盤購入は久しぶりだ。
今回は箱物2セット。

P1010740 ひとつは、グスタフ・マーラーがウィーン宮廷歌劇場の芸術監督時代にヨハン・シュトラウス2世に委嘱した作品、バレー「シンデレラ」。

シュトラウス唯一のバレー音楽となるはずだったが、第一幕と第三幕の一部を書き上げたところでシュトラウスが死去し、未完のままとなってしまった。残されたスケッチを基にヨゼーフ・バイヤーが完成させている。

演奏は、ボニング指揮のナショナルフィルによる英DECCAのオランダプレスのLP2枚組。

P1010742 そしてチェコの名指揮者スメターチェク指揮チェコフィルによるカール・オルフの「トリオンフィ」。スプラフォン原盤の日本コロンビア3枚組LP。

実はオークションの表示ではノイマン指揮となっていて「へぇー、ノイマンにオルフの録音があったんだ」と驚きながら落としたものの、到着したら演奏はスメターチェクだった。

スメターチェクのオルフではこの中の「カルミナ・ブラーナ」と「カトウリ・カルミナ」は既に外盤で持っていたので返品しようかと思ったが、落とした金額が数百円だったし解説のブックレットがノイマンとなっていたので止めておいた。

明らかに誤植だが、LP時代の日本コロンビアはこの手のミスが多かった。

YouTube はカルミナ・ブラーナから終曲

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2009年8月13日 (木)

ヴェルナーのミサ曲ロ短調

今日はお盆休みをいただいた。お墓の掃除は既に済ませてあるので、早朝に裏山に入り盆棚用の竹を切り、お盆の準備。
入れ替わりでやって来る親戚と応対しているうちに時間は過ぎていく。

夕方やってきた弟家族と一緒に墓参りをすませ、迎え火を焚き皆で夕食。自分の子供の頃から変わらぬいつもながらの賑やかな田舎のお盆。

P1010744 今日はフリッツ・ヴェルナーのバッハ、ミサ曲ロ短調を聴く。
手持ちはエラート原盤の国内盤LP3枚組。

フリッツ・ヴェルナーはバッハのカンタータをはじめ、主要な宗教曲の多くの録音を残している。同時期のカール・リヒターに比べ極めて地味な存在だが、柔らかで慈愛に満ちた演奏の数々は何度聴いても聴き飽きない。

ハイルブロン・シュッツ合唱団にハイルブロン=ヴュルテンベルク室内管弦楽団という地味な団体に独唱者も馴染みのない人々だが、器楽のソリストは凄いメンバーを揃えている。

ヴァイオリンはラインハルト・バルヒェット、フルートにラリュー、
オーボエはピエルロ、オーボエ・ダモーレはシャンボン。コルノ・ダ・カッチャはヴェスコーヴォという主にフランス系の大物がずらりと並ぶ。

なかでもバルヒェットのヴァイオリンとフルートのラリューの暖かなオブリガードソロは感動的だ。

録音はモノラルながらバランスの良い美しい響きで聴かせてくれる。

YouTube はブロムシュテット&ライプツィヒゲヴァントハウス管によるミサ曲ロ短調から感動的な終曲「ドナ・ノーヴィス・パーチェム」

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2009年8月12日 (水)

若杉弘二題

雨のち晴れ。日中は涼しい風が吹き比較的過ごしやすい一日。

幸いにして地震の後遺症もなく仕事は粛々と進む。築80年の我が家も今年初めに耐震補強をしていたのがよかった。 音盤山積みの音楽部屋も無事。

今日は先月亡くなった若杉弘さんの演奏を聴く。

若杉さんの演奏は、今年5月の新国立劇場のショスタコーヴィッチのオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を聴きにいくつもりだったのだが、体調不良で降板ということを聞いてチケットの購入を取り止めていた。http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000059_opera.html

結局実演を一度も聴くことができなかった。

P1010737 P1010738 今日はオペラと並んで定評のあった現代作品から、三善晃のチェロ協奏曲。そして新ウィーン楽派の名曲ベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いた。

いずれも1977年の録音で、ベルクは当時常任指揮者だったケルン放送響でヴァイオリンはウルフ・ヘルシャー。ハルモニアムンディ原盤のLPに三善作品のソロは堤剛と東京都交響楽団によるCBS盤LP。

いずれも、強靭な意思の力を感じさせる明快なる名演。ソリストも見事なものだ。

YouTube は、チョン・ミョンフン指揮N響によるマーラーの交響曲第9番第4楽章

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2009年8月11日 (火)

地震到来

早朝から激しい雨と雷で目が覚めた。
窓から目前に落ちる稲妻を眺めながら、さてもう一眠りと思った瞬間、駿河湾はるか沖のあたりからゴォーという地鳴りが聞こえてきた。 「はて・・???」と思うまもなく激しい縦揺れ。

とうとう来たか東海大地震・・・

こんな時の人間は無力です。ただただ硬直して揺れの収まるのを待つのみ。だが揺れは意外と早く鎮まった。家の中を見渡すと、さほどの被害もなく家族の無事も確認できたので雨の中職場へ車を飛ばす。

到着後、警備会社に電話しても呼び出し音が空しく鳴るばかり。職場ではパソコンのモニターが一台落下し、エレベーターが止まっているほかは、さほどの被害はないようだ。一通りチェックし時計を見ると午前6時30分。

再び家に帰る気にもならず、デスクでいつものとおりの仕事を始めていると、続々と皆が出勤してきた。そしていつもと変わらぬ日常が始まる。

この地震の規模はM6.6。結局M8以上と予期されている東海地震ではなかった。

今日は16世紀イタリアの作曲家ジョバンニ・ガブリエリを聴く。


P1010733 P1010732 ガブリエリの録音には、60年代後半のフィラデルフィア管、シカゴ響、クリーヴランド管にのメンバーによる夢のような演奏もあるけれど、今日はNAXOSのCDでロンドン響の金管セクションによるもの。

単純明快なガブリエリの音楽は、どれも同じような曲に聞こえる瞬間もあるが、この底抜けに明るい明朗さとブリティッシュブラスのメロウな響きが疲れた頭に心地よい。

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2009年8月10日 (月)

デユカスのヴィラネル(田園詩)

台風接近中。雨模様の一日だが雨量はそれほどでもない。

今日は「魔法使いの弟子」で知られるフランスの作曲家デユカスの名作「ヴィラネル」。

度を超えた完璧主義者で作品の大半を破棄してしまったデユカスだが、残された15曲のうちの何曲かは現在でもしばし演奏されている。

課題曲として作曲されたホルンとピアノのための「ヴィラネル」も舞踏詩「ペリ」のファンファーレに共通する、高い品格と親しみやすさを兼ね備えた傑作だ。

P1010731 今日はベルリンフィルの首席奏者ラデーク・バボラークの演奏で聴く。

チェコ・スプラフォンのCDで、ビエロフラーベク指揮のプラハ室内管による伴奏のオーケストラ版。

18歳でチェコフィルの首席ホルン奏者となり、その後ミュンヘンフィルに移った後の録音だ。
のびのびとして大きな広がりを感じさせる名演。曲の最初の部分はヴァルブを使わずに演奏している。

P1010735 オーケストラ用編曲が、ヘルマン・バウマンが使用していたブヤノフスキー版のような厚化粧でなく清楚で簡潔なのも良い。

デユラン版とあるが誰のアレンジだろう?

P1010729 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、アレキサンダー・ギブソン指揮スコテイシュ・ナショナル管の感想をアップしました。

http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

YouTube はアブ・コスターの吹く「ヴィラネル」

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2009年8月 9日 (日)

コンヴィチュニーの「田園」聴き比べ

晴れのち曇り、富士山には白い傘雲がかかり夜から雨。

昨日から盆休みに突入したところもあり、高速道路の渋滞も始まっている。が、自分は昨日一日仕事。
このところの芸能界の大事件の連続にマスコミは完全にオマツリ状態。

今日は朝からピアノの調律。今年から新しい調律師にお願いをした。

娘のピアノの先生の紹介だが、話をしているとオケのメンバーやらなにやらと、共通の知り合いの名前がゾロゾロと出てきた。
限られた狭い地域で音楽をやっていると自然とどこかで繋がりがあるということだろう。

別録音だと言われていた演奏が実は同じだったというコンヴィチュニーの「ロマンティック」。平林氏の記事で出ていた「田園」も気になって聴きくらべてみた。http://www.hmv.co.jp/news/article/906250112/

コンヴィチュニーの「田園」は、有名なベートーヴェン交響曲全集中の録音とは別にもうひとつの録音があるとされている。

P1010729 手持ちは、日本フォノグラムのLPとedel CLASSICS のセット物CDと日本コロンビアから70年代に出たダイアモンド1000シリーズのLP。他に1958年のライヴ録音もあるが今回は除外。

日本フォノグラムとedel盤はドイツシャルプラッテンのものとおそらく同じで、一方の日本コロンビア盤のレーベルにはオイロディスクの文字がある。

P1010728 まず、日本フォノグラムと日本コロンビアの二つのLPを第一楽章から聴いてみた。平林氏の記事によると、両者の最も違う部分は、第一楽章提示部の反復が日本コロンビア盤はないが、ドイツシャルプラッテン盤には有るというもの。

ところが、両者を聴いてみると両盤とも第一楽章提示部の反復がない。
しかもオイロディスク盤は、日本コロンビアからCDで出た時にはモノラルだったが、手持ちの日本コロンビアLPはなんとステレオなのだ。

すると同じ演奏では?とも思ったが、両盤は明らかに異なる演奏だ。
基本的な解釈には変わりはないものの、第二、三楽章のテンポ設定、第二楽章の最初の部分コントラバスの入りのタイミングが異なるし、第三、五楽章のホルンソロが明らかに違う。当時の首席は名手ペーター・ダムのはずだが日本コロンビア盤の方がうまくいっている。

ますます判らなくなってCDを聴いてみた。ところがこちらは第一楽章提示部の反復をおこなっている。????

P1010730 ひょっとするとコンヴィチュニーの「田園」は3種ある?とも思ったが、細部を聴くとこのCDの演奏は日本フォノグラム同一だった。

結局コンヴィチュニーのスタジオ録音の「田園」は2種で、かつて日本フォノグラムから出ていたLPは、第一楽章提示部の反復をカットしていたということだろう。

だが、日本コロンビアはLP時代にステレオで発売していたのをCDではモノラルで発売していた。LPは擬似ステレオだったのだろうか。

YouTube はギーレン指揮の「田園」第5楽章

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2009年8月 7日 (金)

コンヴィチュニーのブルックナー「ロマンティック」聴き比べ

今日はフランツ・コンヴィチュニーのブルックナーを聴く。聴いたのは交響曲第4番「ロマンティック」

最近復活したコンヴィチュニーの「ロマンティック」の録音について、HMVオンラインに平林直哉氏が驚きの記事を書いている。
http://www.hmv.co.jp/news/article/906250112/

P1010730 それでは、ということで手持ちの3種のコンヴィチュニーの「ロマンティック」を聴き比べてみた。手持ちはいずれもLPで、オケの標記はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ウィーン響、チェコフィルとなっている。
問題は、オイロディスク原盤のゲヴァントハウス管とウィーン響との演奏で、この二つ実は同一録音だったというもの。

P1010729 20年ほど前に、初めてゲヴァントハウス管との演奏とされる録音を聴いた時に、同じゲヴァントハウス管との第5番、第7番の充実した演奏に比べ、あまりに異なる乾いたオケの響きに失望したことを今でもはっきり覚えている。
それがまさかもう一枚のウィーン響との録音と同一だとは思わなかった。

手持ちのLPはウィーン響の演奏が日本コロンビア、ゲヴァントハウス管の演奏はキングから出ていたいずれも国内盤LP。
ジャケットに書かれている演奏時間は、各楽章とも10秒近くの差があり、これらを見比べた限りでは同一演奏だとは思えない。

さっそく冒頭のホルンソロから聴き比べてみた。ソロ終盤の微妙なテンポの落とし方と力の抜き方が全く同一だ。やはり同じ演奏だった。

ただし音のキャラクターは微妙に異なり、キング盤は弦楽器が前に押し出し気味で響きも乾燥。対する日本コロンビア盤は、デッドさは共通しているものの響きが明るくピッチも多少高いようだ。

P1010732 そしてもう一枚は、チェコフィルによる1952年録音のスプラフォン原盤による日本コロンビア盤LP.

こちらの音はまぎれもないチェコフィルの音。今日はこの演奏を全曲聴き通すことにする。

YouTube は、クーベリック&ウィーンフィルによる「ロマンティック」冒頭

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2009年8月 5日 (水)

御殿場高原ビール「時之栖」

8月に入り夏らしい暑い日が続く。
食欲は旺盛だがアルコールは全くダメという、ノンベエとしてはありがたい部下の運転で、職場有志6名とともに御殿場高原ビール「時之栖」に行き軽く暑気払い。http://gkb.co.jp/mugibatake/introduction.html

多少標高の高い御殿場は沼津よりも涼しく、到着するとヒグラシが鳴いていた。

Beer_wbock 今シーズンのバイキングは辛味&沖縄フェァということで、インド料理各種に沖縄ソバやゴーヤの天ぷら、ウコンちらしすしなどなど。いつもながらの多彩な料理に加えトロピカルなメニューが並ぶ。
お目当ての5種類の御殿場高原ビールも健在。

夏場ということで席は完全満席。気持ちよく飲んでいるうちになにやらガヤガヤと騒がしくなってきた。
どうやらどこかの小学生のサッカー合宿があるらしく、食べ盛りの子供ども100人ほどが乱入、バイキング場はたちまち修羅場と化してしまった。

2009080519580000 いつもここでは食べ過ぎてしまうので、やむなく今回は食べる方はセーヴして呑む方に専念。
そして「時之栖」名物のイルミネーションを見ながら風に当たり、帰宅はホロ酔い気分で9時ちょっと過ぎ。
YouTube はフランクの交響曲ニ短調から第一楽章半ば。

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2009年8月 3日 (月)

ルービンシュタインの天翔るモーツァルト

ようやく梅雨が明け、夏らしい青空の一日。もう8月なのだ。 家内は泊まりの出張で、娘たちはようやくお受験モードへ。

仕事上では、懸案事項の一つが解決の糸口が見えまずはめでたしだが、 明日はISOの内部監査を二つに会議が一つ。夏休みはおろか通常の週二日休みも取れていない今日この頃。

P1010005_1 夜になって、ギャオーウ・ギシギシギシといったハクビシンの鳴く声がうるさくなってきた。またご近所の床下で繁殖しているのだろう。

クーラーの効きが悪いのでフィルターを外してみたら埃がビッシリ。とりあえず水洗いして外に乾しておいた。明日の朝までには乾くだろう。

というわけで、暑い音楽部屋で聴いたのは、イタリアのThe50'sレーベルの「エッセンシャル・モーツァルト」というCD2枚組。

P1010730 内容は米コロンビアの著作権切れのモノラル録音を集めたもので、カザルス指揮のペルビニアン音楽祭管による交響曲第29番やディヴェルティメントK.251を中心とした一枚に、ルービンシュタインの弾くピアノ協奏曲23番にスターンによるヴァイオリン協奏曲第3番というもの。

この中のルービンシュタインの天衣無縫、自由闊達としたコンチェルトが素晴らしい。颯爽として粋なパリジャン風のゴルシュマン&セントルイス響の伴奏も非常に良い。

YouTube はホロヴィッツの弾くピアノ協奏曲第23番第3楽章。
伴奏はジュリーニ指揮のスカラ座管

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2009年8月 2日 (日)

グランシップ「音楽の広場」

朝から雨。今日は静岡グランシップでおこなわれた県内のアマオケのメンバーを中心とした300人のオーケストラによる「音楽の広場」に行って来た。
http://www.granship.or.jp/event/2009/0802/index.html

午前中は職場に顔を出し仕事を済ませ、昼食も摂らぬまま激しい雨の中沼津駅に向かう。コンサートの開演は午後3時。

6 指揮は広上淳一に、ゲストとして佐藤しのぶに福田進一といった超メジャーな顔ぶれ。
昨年は「ボレロ」と「惑星」に加え「ノモスガンマ」のような革新的な現代曲が入った過激な演目だったが、今年は親しみやすくバラエティに富んだ名曲特集といった趣。巨大なグランシップ大ホールの客席3,000席も完売状態。

なんといってもアマチュアとはいえ300人のオケ。その威力はめったに聴かれないもの。我が沼響の団員や元団員、エキストラで来てくれる他のオケの面々など知った顔ぶれを見出すのも楽しいものだ。


曲は「ツァラトウストラはかく語りき」の冒頭に始まり、そのまま「美しき青きドナウ」につなげるのは、S.キューブリックの名作「2001年宇宙の旅」のアイディアそのまま。

そしてバッハの「アリア」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲のあと、佐藤しのぶの登場でシューベルトの「アヴェマリア」が歌われた。ここでは静岡児童合唱団と青葉会スペリオル合唱団が共演。

佐藤しのぶの退場後、この二つの合唱団によりグレゴリオ聖歌とおぼしきアカペラ宗教曲とモーツァルトの「アヴェ・ヴェルムコルプス」が歌われた。

これが非常に良かった。このモーツァルト最晩年の名作は、著名な演奏家の演奏でも、不思議と名演にお目にかかれないが、今日の演奏は技術的にも非常に水準が高く、真摯に音楽に対峙する姿勢と児童合唱の純な歌声が、自然に深い感動を誘っていた。

「威風堂々」で前半を締めくくった後に、後半は組曲「火の鳥」の後半3曲で始まりに、福田進一を迎えてのギター曲など実に盛りだくさん。

後半のメインは佐藤しのぶが再び登場して「カルメン」組曲抜粋に歌つき「ハバネラ」などなど。最後は「フィンランディア」で壮大なフィナーレ。

途中でインタビューが入ったとはいえ実に3時間になんなんとする演奏者も曲目もボリューム満点なコンサート。
豪華なゲストに加え、アマチュア音楽家たちの熱い演奏を充分に堪能した内容でした。来年もまたやってください。

YouTube はウィリアム・バードの「アヴェヴェルム・コルプス」。こちらも名作です。

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2009年8月 1日 (土)

吹奏楽コンクール東部大会高校の部

木曜から続く難題解決のため本日出勤。仕事上では昨年からロクなことがないが今日はひとつ良いことがあった。

我が職場のスタッフの仕事ぶりが高く評価されていたことが思いがけないルートから情報が入ってきた。地道に努力していれば見ている人はちゃんと見ているということだろう。
来週の朝礼時に皆に披露することにしよう。

P0601_01 本日は、上の娘が出場する吹奏楽コンクール東部予選の高校の部。昨日の段階ではとても行けないと思っていたが、何とか時間を作り職場をぬけ出しコンクール会場の裾野市民文化センターへ車を飛ばす。

娘の出場校がプログラムの最後だったのが幸いして、何とか聴くことができた。演奏は柔らかい音できれいにまとまっていたと思う。

だが、結果は予想外の結果に・・・・・・まぁコンクールとはそんなものだろう。他校の演奏は聴いていないので比較はできないが。
自分の母校は県大会出場を決めていた。

これで娘二人の熱い夏は終わり。これから受験勉強に本腰を入れさせたいところだが今の様子は完全に虚脱状態。
P1010728 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、プリッチャード&ロンドンフィルの感想をアップしました。

http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

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