若杉弘二題
雨のち晴れ。日中は涼しい風が吹き比較的過ごしやすい一日。
幸いにして地震の後遺症もなく仕事は粛々と進む。築80年の我が家も今年初めに耐震補強をしていたのがよかった。 音盤山積みの音楽部屋も無事。
今日は先月亡くなった若杉弘さんの演奏を聴く。
若杉さんの演奏は、今年5月の新国立劇場のショスタコーヴィッチのオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を聴きにいくつもりだったのだが、体調不良で降板ということを聞いてチケットの購入を取り止めていた。http://
結局実演を一度も聴くことができなかった。
今日はオペラと並んで定評のあった現代作品から、三善晃のチェロ協奏曲。そして新ウィーン楽派の名曲ベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いた。
いずれも1977年の録音で、ベルクは当時常任指揮者だったケルン放送響でヴァイオリンはウルフ・ヘルシャー。ハルモニアムンディ原盤のLPに三善作品のソロは堤剛と東京都交響楽団によるCBS盤LP。
いずれも、強靭な意思の力を感じさせる明快なる名演。ソリストも見事なものだ。
YouTube は、チョン・ミョンフン指揮N響によるマーラーの交響曲第9番第4楽章
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