フィンジのエクローグ
本日休み。昨日仕事だったので休みが細切れで充分休んだ気がしないが、抜けるような雲ひとつない青空で風もあり過ごしやすい一日。
今年の夏は、娘二人がダブル受験だったりするので毎年出かけている信州方面の遠出はなし。
せめて音楽は涼やかな曲を聴こうという気分。
取り出したのは20世紀イギリスの作曲家ジェラルド・フィンジの作品。http://
初めて聴いたフィンジの作品は声楽曲「ディエスナタリス」。純粋で繊細でいて、ある種のひ弱さの感じられる作風だった。
確かフィンジの親族が指揮していたLPで、ホルストの娘イモージェン指揮のホルストの宗教曲とのカップリングだった。宇宙から撮影した暗黒の宇宙に浮かぶ地球を移した印象的なジャケットだった。
久しぶりに聴こうと思ったが、LPの山に隠れてどうしても見つからない。 変わりに取り出したのは、ピアノとオーケストラのための「エクローグ(田園詩)」。
未完のピアノ協奏曲の第2楽章として作曲されたもの。
手持ちはNAXOSのCDで、ペーター・ドノホーのピアノにハワード・グリフィス指揮のノーザンシンフォニア。
ポツリポツリとつぶやくように始まるピアノソロ。これがため息が出るほど美しい。 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、アレキサンダー・ギブソン指揮ロイヤルフィルの感想をアップしました。
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YouTube は、そのフィンジのエクローグ
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