クライバーンコンクールのスルタノフ
本日朝は胃のレントゲン検査を済ませてから仕事の開始。職場につくと渡された下剤を飲む間もなくバリウム腹のまま昨日休んだ分の対応に追われる。
結局昼までそのままとなってしまい、昼食後に下剤を飲んだものの、バリウムが腹の中で固まってしまったのか一向に落ちる気配なし。
午後には重要な会議があるし、もしこのタイミングで下剤が効いたらヤバイな、と考えているうちにアブラ汗がでてきた。 幸い会議は早めに終わり事なきを得る。 今日は、1989年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのドキュメント「スターへの道」を見る。古いLDで、未だDVDにはなっていないようだ。
「エミー賞」受賞のリチャード・ローゼン監督の迫真のドキュメンタリー。
今年辻井伸行が優勝し一躍有名になったコンクールだが、厳しい審査と入賞後に待っている過酷な3年間の受賞記念コンサートで知られるコンクール。
この年は水準が高かったようで、二次予選からして相当のハイレベルだ。
翌年のショパンコンクールで一位なしの二位となったケヴィン・ケナーは二次で落ちているし、LYRINXにユニークなベートーヴェン録音のある ブリューデマルシュは二次すらも進んでいない。
このときの一位はアレクセイ・スルタノフ。鮮やかな技巧と張りのある強靭な響きで鮮やかなラフマニノフを聴かせてくれている。スルタノフは、2005年、35歳の若さで病に倒れ逝ってしまった。
YouTube は、ラフマニノフを弾くスルタノフ
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