ウィリアム・シューマンのヴァイオリン協奏曲
シルバーウィークはカレンダー通りには休めず、昨日、今日そして明日に何とか休みをいただく。
昨日は下の娘の通う中学校の文化祭。
午前中は各クラス対抗の合唱コンクールを観戦。1,2年とピアノ伴奏だった娘は今年は合唱の中に入り皆と一緒に歌っている。それなりに楽しんでいるようで安心する。
そして午後は吹奏楽部のステージ。飛び入りで先生方のヴォーカルも入るポップスステージで大いに盛り上がり、これも良き思い出となるだろう。 そして今日は畑作業。未だ美しい花を咲かせているオクラを引き抜き、一通り耕運機で耕してネギの栽培に備える。畑作業は家の需要を満たすだけ。
日頃の運動不足解消と気分転換が主な目的なので気楽なものだ。天気も良く午前中の作業だけで日焼けする。
午後はアメリカの作曲家ウイリアム・シューマンの作品。
先日観たヴァン・クライバーンコンクールのドキュメンタリーLDで、優勝者のスルタノフがウィリアム・シューマンの「チェスター」を弾いていた。
このチェスターが3曲目に入っている「ニューイングランドトリプティク」から、演奏はオーマンディー指揮のフィラデルフィア管によるRCAのLP.
南北戦争時代の聖歌や軍歌を素材にした近代オーケストラのための作品で、親しみやすい旋律とダイナミックなオーケストレーションで楽しませてくれる作品。コラールの透明な響きも美しい。
3曲目の「チェスター」は曲想を拡大して吹奏楽にも編曲されている。 そして同じくW.シューマンのヴァイオリン協奏曲。
演奏はP・ズーコフスキーのヴァイオリン、M.T.トーマス指揮ボストン響によるD.Gの国内盤LP.
古典的にすっきりとまとめた中に、リッチでロマンティックな歌のある曲。第二楽章冒頭で弦楽器群の静かな響きの上に延々と続くティンパニのソロが印象的だ。ズーコフスキーのヴァイオリンは非常に良い。
沼響のHPの聴き比べコラム「ベートーヴェンの7番を聴く」に、カール・ベームがドイツの放送オーケストラを振った二つのライヴをアップしました。
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YouTube は、W.シューマンの吹奏楽のための序曲「チェスター」
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