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2009年10月10日 (土)

ターリッヒのドボルジャーク、交響曲第8番

朝のうち雨のち晴れ。本日お休み。今日から明日にかけて秋祭りの神社が多く、近隣のあちらこちらでお祭りの準備の風景。

夜、ピアノのレッスンのため娘を送っていったところ、先生の家の近くの神社の境内でも、賑やかにカラオケ大会がおこなわれていた。

鬱蒼とした神社の森の中にともされた灯りの周りに群がる人々。おそらくこの神社が出来た頃から、内容は変わってもこのような集まりは連綿と続いているのだろう。
21世紀となり時代は変わっていても、古き日本の姿は未だ残っている。

明日はわが町内もお祭りだが、仕事が入ってしまい当初予定の焼き鳥2,500本焼きはご近所さんにお願いすることになった。

P1010764 今日もチェコの大指揮者ターリヒの演奏を聴く。聴いたのは歴史的名演とも言えるドボルジャークの交響曲第8番。
ターリヒはこの曲を2度録音しているが、今日は2度目の1952年録音全曲と、1938年の最初の録音をつまみ聴き。
1952年録音は日本コロンビアのLPで、旧盤はKOCHから出ていたCD.

P1010766 旧盤の方がテンポが遅めだが、フィナーレのみ旧盤が演奏時間が1分ほど短い。いずれも幾分古風で、毅然とした気品と田園風の暖かさが絶妙にブレンドされた名演。

野性的な迫力とは無縁な演奏だが、フィナーレ中間部で冒頭のトランペットのファンファーレが再現される部分までの盛り上げ方は感動的だ。

そして、ターリッヒのドヴォルジャークでもう一曲。

P1010767 1940年録音の「弦楽器のためのセレナーデ」。

こちらのオケはプラハ合奏団。

1938年からチェコスロヴァキアは、ナチスドイツに段階的に併合されていく。やがて第二次世界大戦が始まり、ナチスに占領されドイツ語の使用まで強要されていた時代のチェコで、ドボルジャークの曲が録音されたのは奇跡に近い。

プラハの音楽家たちは、どのような気持ちでこのドボルジャークを演奏したのだろう。ゴツゴツした肌触りの中に慈愛の心と暖かな温もりが感じられ、こちらも泣けてくる演奏だ。

Youtube は、ヴァルハル指揮スロヴァキアフィルによる「弦楽セレナーデ」

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