ペトリのグリーグ
ここ数日天気が良いのでバイクで通勤。風を切りながら走行していると気温の変化を肌で感じる。もうすぐ11月なのだ。
仕事の合間にカレンダーを見て、年末年始の休みを確認したりしている自分。 下の娘は秋の遠足。
我が家の裏山である沼津アルプス縦走なので、冷めた面持ちで出て行った。 今日は、デンマークのリコーダー奏者ミカラ・ペトリの吹くグリーグを聴いた。
グリーグのピアノ曲や声楽曲の数々とホルベルク組曲を、リコーダーと室内管弦楽のために編曲したもの。アレンジはイギリスの作曲家ゴードン・ラングフォード。
イギリス室内管をフィンランドの指揮者オッコ・カムが伴奏を振っている。
アレンジ物とはいえ実に良く出来ている。原曲の良さはそのままで、通常の編成にアコーディオンを加えたりしていて、民族的な素朴さを出していた。
曲によって巧みに楽器を変えているペトリの笛も、驚異的な技巧の冴えと美しい音色で楽しく聞かせる。
Youtube はノルウェーの国民的歌手シセルの歌うグリーグ「過ぎた春」
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