チェリビダッケのシューマン
予想外に手間取り日付が回って0時過ぎに帰宅。帰りは雨。
別セクションの同輩が勤務中に脳内出血で倒れ、現在危篤状態という話が入ってきた。自分よりわずかにひとつ上。
特に付き合いはなかったが、自宅から車で40キロの通勤距離に加え、自分とは比べ物にならない過酷な部署なだけにかなり無理をしていただろうという想像はつく。なんとか助かってほしい。 通勤の車中でチェリビダッケのシューマンを聴いていた。曲は交響曲第3番「ライン」と第4番。ミュンヘンフィルとのEMIの33枚組BOX物の一枚。
極限まで彫啄しつくした音響世界。チェリビダッケは出来不出来の差が大きかった人だと思うが、この演奏は両曲とも素晴らしい。
実演でシューマンの第4番を聴いた時は、音楽をあまりにも引き締めすぎていて聴いていて息苦しくなったほどだが、この録音ではのびのびと音楽が飛翔している。
Youtube はケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ響のシューマンの「ライン」
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