ホグウッドの「メサイア」
昨晩は寝ている間に、ちょっとした隙を突かれて足の裏を蚊に刺され、痒みのためにあまり眠れず。
今日も結局帰宅が遅くなり、二週続けてオケの練習を休むことになってしまった。もう来年のチャイコの練習は始まっているはずだ。
昨日は、娘の三者面談その他溜まった家の雑事を片付けるために代休取得。夜は市民文化センターでのディスクコンサートの解説まで入っていて多忙な一日。 娘の通う高校の街路樹の銀杏は美しく色づき今が見ごろ。
担任の先生との面談を済ませ、昼は娘と清水町の街道ラーメン醤で牛すじラーメン。http:// 帰宅後一服していたら職場から緊急の電話が入ってしまったが、夜からのディスクコンサートの解説は他人に任せられないので、それが終わったらということにしていただいた。
そして夜のディスクコンサートは、ヘンデル没後250年に因み「メサイア」全曲。 ホグウッド指揮。合唱はウエストミンスター大聖堂聖歌隊で、少年合唱を含めすべて男声による。ソリストはソプラノのエマ・カークビーほか。
捨て子養育院版による演奏で、一部のアリアでソプラノとアルトが入れ替わったりしている。ソプラノのソロが二人で分担しているのが珍しい。
ヘンデルが眠るウエストミンスター大聖堂で収録。
当初2時間を超える長丁場で人が集まるかとも心配したが、いつもの常連さんに加え初めての方も多く、まずまずの集まり。
解説内容は特に事前に考えていなかったが、ホグウッド著の「ヘンデル伝」を参考に、メサイアの成り立ちその他ヘンデルが慈善事業に熱心だったことや版の異動を簡単に解説。
演奏は大聖堂の長い残響をうまくコントロールした、清潔で隙のない見事なもの、少年合唱を含めた合唱もすばらしい。
ソリストも粒そろいだ。中でもカークビーの澄みきった美しい声が傑出。彼女の出番はわずか3曲。
お客さんも一人も途中で帰ることなく最後まで聴いてくれた。ありがたいことです。 最後にアンコールとして、グーセンス版によるビーチャム指揮の「ハレルヤコーラス」を流した。4管の大編成に巨大な合唱団。シンバルも加わるホグウッドとは対照的な演奏。
終演は9時過ぎ、そのまま片付けて職場へ向かう。帰宅はかろうじて23時。
Youtube はマリナー指揮の「メサイア」。オケ部分はモーツァルト版
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