セルジュ・コミッシオーナのラヴェル
本日お偉方との会議二連発でいささか疲れ気味だが、まずまずの出来だったので心地良い疲労感。 昨晩は久しぶりの中年五人組の「ボエームの会」。メンバーも一人増えてますます盛況。場所はいつもの三島菰池近くの「割烹はちまき」。
これからは鍋の季節で、今回は白菜大根おろし鍋(というのかな?)
たっぷり雪のようなふんわりとした大根おろしと白菜、そして豚のバラ肉と いうきわめてシンプルな鍋だが、家で同じことをやってもこの味は全然出ない。
おさしみにサワラの西京焼きエトセトラ、最後は三島コロッケというかなりのボリューム。
お酒は芋焼酎「さつま木挽」。さっぱりほのかな甘口の飲みやすいお酒でした。
続いて二次会はK美ちゃんの明るい笑顔で迎えられ、いつものマンション一室のプライベートバー。ここでは宮崎の焼酎から、ガルシア・マルケスの小説から採られた「百年の孤独」をロックで。奇しくも今宵は薩摩と日向の芋と麦の焼酎揃い踏み。
不思議な縁で知り合った他愛もない会話でいつものように盛り上がる。
今日はこの部屋の壁に前から飾られていた「裸婦」の素描が話題に。
K美ちゃんから加山又造らしいという話を聞いて一同騒然。
思わずまじまじと見つめる皆の目。「やはり前からどこか違うと思っていた」などと皆適当なことをつぶやいている。
半信半疑でネットで調べてみると。同じような絵がいくつか出てきた。http://
モデルは違うが確かに同じ画家によるものだ。 今日は、ルーマニアの指揮者セルジュ・コミッショナー指揮ヒューストン響のラヴェル。
ヴァンガード原盤の国内盤CDで、「ラヴェルのある部屋」というタイトルが付いている。
いわゆる入門者向けに作られたようなCDだが、この種のアルバムにありがちな名曲を細切れにしてさまざまな演奏家の寄せ集めとしたたものでなく。一人の演奏家で統一、曲も筋の通ったものであるのが良い。
曲は「ボレロ」「ダフニスとクロエ第2組曲」、「ラ・ヴァルス」「亡き王女のためのパヴァーヌ」というもの。 そもそも数々のメジャーオケの首席ホルン奏者としてアメリカとヨーロッパを渡り歩いた名手トーマス・ベーコンhttp://
Youtube はフランスのノートルダムで演奏される「亡き王女のためのパヴァーヌ」。フレンチタイプのバソンが使用されているのが見える。
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