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2009年11月17日 (火)

嶺貞子とアンリェット・ピウィグ=ロジェのローザ

一日冷たい雨。昨日母が転倒し足を打った。本人は大丈夫だと言っていたがかなり腫れていたので病院に連れて行く。検査の結果は、やっぱり足の指の骨にヒビが入っていた。昨年足の手術をしたので心配したが、まぁこの程度で済んだのでよしとしよう。

今、上の娘がイタリア古典歌曲の名作「Star vicino(君のそばで)」を練習している。
220pxspsalvatorrosa 作曲者のナポリ生まれのサルヴァトーレ・ローザは、イタリアバロック期のオペラ作曲家チェスティの友人だった人だが、本業は画家で詩人、俳優でもあったという大変な人。自画像を見るとなかなかのイケ面だ。

この曲もシンプルなメロディーの中に毅然とした格調の高さの感じられる名作。
51hsqxartsl__sl500_aa240_ 今日は嶺貞子の歌うイタリア古典歌曲集から「Star vicino」。
明快な発音と美しい声の名唱。
この演奏の価値を高めているのはピアノ伴奏のアンリェット・ピウィグ=ロジェ。
1933年ローマ大賞を受賞し、クリュイタンス指揮のフォーレの「レクイエム」でもオルガンを弾いていたフランス音楽界の至宝。
手持ちはフォンテックから出ていたLP

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