バルワーザーのフルート
昨日は調子が良かったパソコンが今日は不調。苦労して書いていた「聴き比べ」の記事が突然の電源断でオシャカとなってしまった。orz
本日仕事だが、合間に国民文化祭の関連イベント「彦いち師匠のこども落語道場」の発表会を覗く。http://
これは小学校4年生から高校生までのこどもたちが、林家彦いち師匠の指導の下で落語を学んだ成果を発表するというもの。
時間の関係で最初の数人しか見れなかったが、着物を着た子供たちがのびのびと演じる小噺がほほえましくも可笑しくもあり、なんともホノボノした気持ちにさせられた。
お客は百人あまりだったが、もっと多くの人に見てもらいたいと思わせる良い内容だった。 今日はオランダのフルート奏者、バルワーザーのモーツァルトから
「フルートとハープのための協奏曲K.299」と「フルート協奏曲第一番K.313」を聴く。
いずれもフィリップス原盤の国内盤LPで、K.299はベイヌム指揮のコンセルトヘボウ管でハープはP.ベルゴー。一方のK.313の伴奏はコリン・デーヴィス指揮のロンドン響。 1935年から名門コンセルトヘボウ管の首席奏者だった木製のフルートを使用していたことで知られる名手バルワーザー。
いずれも名演ひしめく名曲だが、フランス系のフルーティストたちとはまた異なるしっとりとした太い音と明快な音楽作りでじっくり聞かせてくれる。 K.313はパウムガルトナー伴奏の別録音もあるが、再録音はステレオ録音なのがありがたい。温もりのある暖かな音色深く沈潜していく第2楽章は感動的だ。
Youtube はメンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管によるマーラーの交響曲第4番終楽章。バルワーザー首席時代の記録
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