グレゴリオ聖歌による4つのモテット
今日は良い天気となった。日曜だが、先週からの大きな問題の対策からみで出勤。
帰宅後は、20世紀フランスの作曲家にしてオルガニストとしても高名だったデュリュフレの作品。
デュリュフレは長命だったにもかかわらず、演奏活動の忙しさと交通事故の影響で、残された作品は僅か14曲。 その中から「グレゴリオ聖歌による4つのモテット」を聴いた。
シンプルなグレゴリオ聖歌の祈りをより高きところまで昇華させた逸品だ。
演奏はスーリッス指揮のパリ・アウデウテ・ノヴァ声楽アンサンブルによるエラート盤のCDで、M.コルボ指揮コロンヌ管、合唱団によるデュリュフレの「レクイエム」の余白に入ったもの。
コルボの「レクイエム」は、コルボにしては詰めが甘く、意外なほど説得力が弱い演奏だったが、腕の確かな小編成の合唱団によるスーリッスの演奏は、その純で透明な響きがデュリュフレの魅力余すことなく引き出している。
沼響HPの聴き比べコラム「ベートーヴェンの7番を聴く」に、カラヤン指揮ベルリン国立歌劇場管の演奏の感想をアップしました。
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Youtube はその「4つのモテット」から第2曲
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