槇原敬之 クリスマスコンサート2009
2009年もあと4日。未明からの雨は9時ごろには上がる。御用納めの今日は道も混雑し年末らしい慌しさだ。
先週のクリスマスの25日は、溜まった代休を取り4月からの大学進学が決まった上の娘を連れ上京しアパート・マンション探し。6件ほど回ったがどれも一長一短といったところ。 結局決まらず、夕方に家内と下の娘と合流し「槇原敬之 クリスマスコンサート2009」に行く。会場は東京国際フォーラムのホールA。
昨年、横浜パシフィコでのクリスマスコンサートも行っているので、今回で槇原敬之は3回目のお目見え。
こんなことになったのは家内が槇原敬之の熱烈なファンで、ファンクラブのメンバーにもなっているからだが、家族皆でのこのようなクリスマスも良いものだ。
ロビーのグッズ売り場は長打の列。キャパ5,000人規模のホールはびっしり満員。小学生から年配の方までのファン層の幅広さはいつものこと。 席は前から9列目の左側。歌手デビュー20周年めに加え、この日はWOWWOWの生中継もあり槇原とスタッフ達の気合の入り方も尋常でない雰囲気。
前半はスロウバラードの曲中心。ふと見ると隣席の女性(家内にあらず)が涙を目に浮かべて聴いている。
自分もこの手の雰囲気に慣れ、一曲一曲の言葉とメロディが心に染みてくる。 おなじみの山下達郎の「クリスマスイヴ」や稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」メドレーも楽しい。マイケルジャクソンの「スリラー」の一節もちょいと顔を出す。
いつものことだがバックを支えるバンドの腕は一級品。ホーンセクションも超一流だ。
後半になると周囲はあい変わらずの総立ちだが、今回は左右に巨大なモニターが有り、座ったままでもステージ上の様子が判るのがありがたい。
自分は座ったまま。ただ、「世界にひとつだけの花」の時は立ちました。この曲は、もはやスタンダードといっても良い名曲。5,000人総立ちの中で聴くと感動しますです。
終演は10時。この日は東京に宿泊し翌日は娘達の希望で三鷹の「ジブリ美術館」。
三鷹駅から玉川上水沿いを美術館までほぼ一キロを歩く。
歩いているうちに今年生誕100年の太宰治の顔が頭に浮かんできた。
この日の未明に太宰ゆかりの「雄山荘」が全焼したことを知ったのは翌日のこと。http://
美術館の帰りに、道沿いの「山本有三記念館」に立ち寄る。
大正末建築の山本有三が10年ほど住んでいた洋館だ。
設計者の名は伝わらぬものの、細部まで手抜きのない見事な建築物。寄木細工風の床などすごいものだ。
その後何件かの物件を回り、結局前日に回った音大生用のマンションが気に入り仮契約まで済ませ帰宅は10時過ぎ。 日曜は職場に顔を出し、夜はそのまま職場有志と本年最後の打ち上げ。場所は沼津駅北口の「串ざる本舗」。
鳥の生レバーをつまみながらホッピー片手に痛飲。
Youtubeは山下達郎の「クリスマスイヴ」
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