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2009年12月 1日 (火)

フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのシュッツ

今日から12月。ここ数日帰りは遅いが、昨年の超多忙さに比べれば楽なもの。だが、昨年来の大不況の影響がボディブローのように効いてきた。来年は大変な年になりそうだ。

P1010787 今日は、英ARGO原盤の「合唱とブラス、初期ドイツバロック期の音楽」を聴く。シュッツ、シャイン、そしてシャイトといったドイツの初期バロックの大家、いわゆる三大”S"の合唱作品を集めたもの。

レッパード指揮のパーセル合唱団によるものだが、今となってはこのアルバム主役は伴奏のフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル。
手持ちは、キングレコードの国内盤LP. 1968年録音。

これはフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのARGOへの記念すべき第一号録音だ。ブラスアンサンブルとはいえ弦楽器も加わっている演奏。

昨今のピリオド系の演奏とは一線を画す壮大でロマンティックな世界。 この頃のバロックやルネサンス期の演奏は皆こんなだった。

同じような傾向のブラスアンサンブルで、シュッツの師匠のイタリアの後期ルネサンス期のジョバンニ・ガブリエリの曲も聴く。

P1010788 P1010789 こちらはさらに古く、ハンス・ギレスベルガー指揮のガブリエリアンサンブルによるヴァンガード録音で、おそらく1950年代後半の演奏。

この演奏は先週聞いたクヴァンツのソナタと同じ「世界のバロック音楽1000シリーズ」にも入っていて、自分が初めてガブリエリに接した懐かしいアルバムだ。

録音、演奏ともに古色蒼然としていて、さすがに古くなった。

Youtube はガブリエリが活躍していたヴェネチア、聖サンマルコ大寺院でのガブリエリ

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コメント

「世界のバロック音楽1000シリーズ」

懐かしいですね。ガブリエリはワタシもそれが初耳だったと思います。

相変わらずハードなお仕事ご苦労様です。あと一ヶ月今年も乗り切りましょう。

投稿: 林 侘助。 | 2009年12月 3日 (木) 12時33分

林さん、お互いに仕事上ではいろいろと大変な年代ですよね。
しかも体力は落ち、若い頃のような無茶はできなくなりました。

いかに手間を省き、要領よく切り抜けるかが大切ということでしょうか。

お体ご自愛のほどを。

投稿: 山本晴望 | 2009年12月 4日 (金) 23時04分

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