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2009年12月 9日 (水)

シューベルトの「グラン・デユオ」、オーケストラ版

先日、仕事からみでハローワークが入っている国の合同庁舎に行ったところ、今まで見たことがないほどの多くの職を求める人の数に驚いた。
ここ数年の政治の拙さからセーフティネットも消失し、弱きものに不況のしわ寄せがモロに直撃しているようだ。

昨日は、税収の落ち込みで、今年度国債発行額が過去最大の53.5兆円となり税収を上回る見通し、というニュースが飛び込んできた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000060-jij-pol

国債発行額が税収を上回るのは実に1946年以来だという。
1946年といえば敗戦により、国そのものが滅亡に瀕していた時だ。

ウーム。こりゃ、日本の歴史上でも相当ヤバイ状態に直面しているのではなかろうか。

今日はシューベルトのハ長調の連弾ソナタを、ヨアヒムがオーケストラ用に編曲した曲を聴く。

P1010793 演奏はフェリックス・プロハスカ指揮のウィーン国立歌劇場管によるヴァンガード原盤のモノラル盤CD。
このCDには「ガシュタイン交響曲」と仰々しいタイトルがついている。

かつて失われたと思われていたシューベルトがグムンデン・ガシュタインで作曲した交響曲は、今ではハ長調の大交響曲のことだということで決着がつきつつあるが、19世紀からこのプロハスカの録音の頃までは、まだ「グランデユオ」が「ガシュタイン交響曲」のピアノスコアではないかという説が残っていた頃だ。

だが、編曲そのものは正直なところつまらない。やはりこれは原曲のピアノ曲の方が良い。

P1010796 念のため手持ちにあるもう一枚の編曲盤をちょいと聴いてみる。こちらはマルク・アンドレ指揮のミュンヘンフィルによるBASF盤LP。
だが、シューベルトらしいウィーン情緒の漂うプロハスカの方がまだ聴ける。

Youtube はブレンデルの弾くシューベルトの即興曲第3番

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