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2009年12月12日 (土)

フォルスターのすずめのミサ

よく晴れた一日、富士山は真っ白な雪化粧。来週の会議の資料作成のため、本日一日出勤。

E00000003 夕方からは、かつての上司で今はOBとして三者三様の人生を送っている先輩3人に誘われ、沼津駅近くの「円庵」での酒席。

初めてのお店だったが、料理もよく、落ち着いた雰囲気で呑める懐石料理のお店。

あえて仕事の話はせずに楽しい人生談に花が咲く。3人それぞれの個性を生かした今の暮らしぶりに触発されることも多い。帰りは最終のバスに間に合う時間。

P1010797 ほろ酔い気分で聴いたのは、モーツァルトのミサ・プレヴィスハ長調K.220.。通称「雀のミサ」と呼ばれる曲。
演奏はカール・フォルスター指揮のベルリン聖ヘドウィッヒ大聖堂合唱団にベルリン響、ソプラノのA.ギーベルほかというもの。

手持ちはEMI原盤の国内盤LPで、「戴冠式ミサ」とのカプリング。1959年録音の古い演奏だが今もCDで現役だ。

「戴冠式ミサ」は時代を感じさせる古めかしい出来だが、この「雀のミサ」はきっちりとした合唱のアンサンブルと生き生きとした音楽運びで、今でも十分通用する名演。

P1010798 林さんのところのホームページで、ホルダの「新世界より」が紹介されていたので気になって手持ちのLPを聴いてみた。http://kechikechiclassi.client.jp/dvoraks9jorda.htm

こんな演奏までNMLで簡単に聴けるとはちょっと驚き。
英DECCAのLPで番号はLXT2608。

LPでのオケの表記はThe New Symphony Orchestraだが、NMLではThe New Symphony Orchestra of Londonということになっている。

かつて沼響のHPで「新世界より」の聴き比べを連載したことがあり、(現在データが壊れて修復中)この演奏も紹介するつもりだったが、 ちょうど100種類の演奏を紹介した時点で、「新世界」を聴く気持ちが萎えてしまい紹介できなかった演奏。

少々荒削りながら、個性的なアゴーギクと意表をつくテンポの変化の面白い演奏だ。ティンパニのドスの効いた響きも効果的。

第一楽章第二主題のフルートなど、当時一般に使われていたジムロック版よりも新版に近いようだ。(この辺、アルコールが入っていて不確かです)

NMLは明らかにLPの板起こしで、高音よりにイコライジングされていて時として金属的に響く。LPは残響は少なめで明快な響き。多少高音にバランスが偏りがちだが、ティンパニはしっかりとした音だ。

Youtube は7人のオーケストラによる「雀のミサ」

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