競技かるた第56期名人戦、西郷直樹名人12連覇!
昨日、近江神宮でおこなわれた競技かるた名人戦で、西郷直樹名人が12連覇を達成した。http://
明治以来の競技かるたの歴史において、前人未到の快挙だ。
西郷名人には一度お会いする機会があったり、身内の方がごく親しい仲なので、昨年からこの名人戦は気になっていた。
昨日は昼間は仕事が入り、夜は沼響の新年会が入ったりしたので、結果は帰宅後にネットで知った。
今日は休みだったので、録画しておいた2連敗の後の3連勝という大接線の模様を観る。
競技かるたは知的な格闘技。
残念ながら第4戦は放送されなかったが、解説の方が言っていた20年に一度あるかないかの歴史に残る手に汗握る大勝負を堪能。
結果が判っていなければ、さぞやドキドキしただろうな。
西郷名人、優勝おめでとうございます。
今日も若き日の小沢征爾の演奏を聴く。 1967年にシカゴ響を振った「展覧会の絵」と「青少年のための管弦楽入門」。
シカゴ響の能力を最大に引き出しながら、強靭な迫力で描き上げた壮大な名演だ。
カップリングのブリテンは、シカゴ響の名人芸の一大デモンストレーション。
全ての楽器が一つの頂点を目指して収束していく終曲のフーガなど、これ以上の見事な演奏は他で聴けない。
Youtube は、BBC放送が制作した映画「オーケストラの楽器」から、サージェントが振る「青少年のための管弦楽入門」。
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コメント
ありがとうございます。
今、京都から凱旋しました。
それにしても凄い試合でした。
特にテレビ放送されなかった4試合目の最後の2枚1枚で負けていたのを一瞬でダブル(取りとお手つき)で終えた時には鳥肌が立ちました。その場で見ていた人も一瞬何が起こったのかわかりませんでした。かるたの世界に感動した人は多かったと思いますが、身内としては体に悪いです。直樹君が勝ったのは、速さ!強さ!精神力!もありますが、最も相手と違うのは、取りの美しさ、と礼儀正しさ!だと思います。身内ながら改めて偉大な息子を祝福したいと思います。ブログ掲載有難うございました。
西郷直樹義父一藤木秀光
投稿: 一藤木秀光 | 2010年1月11日 (月) 11時48分
一藤木さま、コメントありがとうございます。
西郷名人の仕草や表情は、今の日本人から失なわれた強さと美しさが感じられ、見る者に勇気と力を与えます。
テレビで放映されなかった、第四戦を是非見たかった。NHKでダイジェストでも良いから放送して欲しいと思います。
それにしても凄い人ですね。
もっと多くの人に知って欲しいです。
投稿: 山本晴望 | 2010年1月11日 (月) 19時23分