ベートーヴェンの第九、リスト編曲版
午後から再び寒くなり、帰りに職場から駐車場へ行く道の途中の橋の上では西風が強く難儀。夜からは雨。
今日はなぜか第九が聴きたくなり、されど季節はずれの感は否めず。
結局棚から出したのは、ブラームスがクララ・シューマンとデユオを楽しんだというリストによる2台のピアノ編曲版。 コニサーソサエティ原盤によるリチャードとジョンのコンティグリア兄弟によるこのバージョンの世界初録音2枚組LP.
リストの編曲はさすがに良くできている。
フルオーケストラと独唱、合唱のパートが渾然一体となった原曲とはまた異なる魅力的な曲に生まれ変わっている。
演奏は、ボールドウィン社製ピアノの、硬く無機質な独特の音色と着実なテクニックで豪快に聴かせる。
録音も非常に良く楽しめる一枚だ。
Youtube は、マーラーとも親交のあった大指揮者クレンペラー最晩年の巨大な「第九」
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