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2010年2月26日 (金)

ラフマニノフの前奏曲OP3-2「鐘」

昨晩からの雨は終日降り止まず、実は今日おこなわれるコンサートの誘いを受けていたのだが、本日は外部委員による審査のある重要な日。
残念ながら、誘いをお断ることになってしまった。
http://j-information.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/06/21/img1_7.jpg

様々な質問を想定し多くの資料を整えて会場に向かう。
質問は予想の範囲を超えるものではなく無事に終了。

だが来週もうひとつの大きな山が残っていて、前回集中攻撃を受けた委員が出席するので油断大敵。再度資料を確認していると帰宅は10時過ぎ。

家に帰るとバンクーバー五輪のフィギュアの録画を放送していた。
残念ながらトリノの荒川静香の再現はならなかったが、http://harumochi.cocolog-nifty.com/horn/2006/02/post_aa63.html上位3人の得点が200点を超えるというハイレベルの戦いの中で、日本の選手達は良く戦った。キム・ヨナが一頭抜け出ていたとはいえ、浅田真央と実際の得点差ほどの差はなかったと思う。

今日はその浅田真央がフリーで取り上げたラフマニノフの前奏曲作品3-2。
そのオーケストラ編曲の演奏を二つ。

P1010052 まずは、アンドレ・コステラネッツ指揮の彼のオーケストラによる米コロンビア盤LP.

ラフマニノフのピアノ協奏曲やピアノ曲をフルオーケストラにアレンジしたもの。コステラネッツはいわゆるライトクラシックの指揮者として名を成した指揮者だが、自身がサンクトペテルブルク出身であることもあり、きわめてシリアスな編曲であり演奏だ。

P1010053 そしてラフマニノフと直接親交があり、ラフマニノフとの共演の録音も残しているストコフスキーの演奏。

1972年のチェコフィルとのライヴ録音。

大地の底深くから響いてくるようなフルオーケストラによる巨大なラフマニノフ。ラフマニノフの多くの作品のテーマとなっているロシア聖教会の鐘の音を余すことなく表現している見事な編曲だ。
チェコフィルの幾分暗い音色も曲想にベストマッチ。

P1010054 最後にラフマニノフ自身による原曲の演奏。

ゆっくりとしたテンポの中に遥か故郷ロシアへの望郷の念が自然と伝わる1928年録音の歴史的な名演。ラフマニノフの巨大な手がなしえた深い響きも他の追随を許さない。

P1010051 沼響のHPの聴き比べコラム「シベリウスの2番を聴く」にアブラヴァネルの演奏の感想をアップしました。http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

Youtube は、ロシアのピアニスト、ギレリスの弾く前奏曲Op3-2

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