デュリュフレの弾くバッハ、BWV543
よく晴れた朝。庭の白梅は八分咲きといったところ。出勤前にふとみるとメジロのつがいが仲良く梅の枝の間を飛び回っていた。
今日は大きなクレームが二つほど。
両方とも一見ごもっともな正論なように見えるのだが、根底にあまりにも自分中心ご都合主義のエゴが見えてしまうので、そのまま鵜呑みにできないのが難しいところ。
夜から海からの風が強くなるのはいつもの沼津の冬。
帰宅すると「崖の上のポニョ」を家族皆が見ている。ほのぼのとした宮崎駿の心温まる世界。 この中の風景は日本が明日の希望に満ちていた、どこか昭和40年代の日本の風景を彷彿させて懐かしい。 今日はフランスのオルガニストにして作曲家、モーリス・デュリュフレの弾くバッハから、BWV543の前奏曲とフーガを英EMIのLPで聴く。
リストによるピアノ編曲版があるほどバッハのオルガン曲の中では規模が大きく華麗な曲だが、ここでデュリュフレは堅実にして着実にひとつひとつの音を構築していくのが素晴らしい。
曲が進むにつれてとてつもなく巨大なバッハの世界が広がり、聴いているうちに鳥肌が立ってきた。
Youtube はバッハのBWV543の前奏曲とフーガ
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