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2010年3月14日 (日)

バッハのコラール「わが心の切なる願い」BWV.727

本日お仕事。我が家の女性たちは、上の娘の4月からの東京生活に備えて休日のたびに買い物に出かけている様子。住む場所は早々と決めたので東京で購入すればよいのだが、どうも待ちきれないようだ。

P1010058 今日はオルガン曲ばかり。一枚目はワルター・クラフトのバッハオルガン大全集2巻から、初期のコラールプレリュードを数曲。

CDでも出ているが、手持ちはVOX原盤ワーナーから出ていたセット物LP.
もう20年近く前に発売された国内廉価盤で、オルガンの専門家による日本語の詳細な解説が非常に参考になる。

0307 フランス、アルザス地方のマルムティエ村の教会にある1734年製のジルバーマン親子の作になる歴史的オルガンによる演奏。

この中のコラール「わが心の切なる願い」BWV.727に大きな感動を受けました。人間の心の奥底から響いてくるような深く訴えかける音色。
素朴にして敬虔な祈りに満ちた淡々としたクラフトのオルガン。

P1010059 St_georg_kirchturm そしてもう一枚は、シューマンのペダルオルガンのための曲集から2曲。19世紀後半にJ.A.Hofmannによって改修されたバイエルン州、ノイシュタット・バイ・コールブルクのセント・ゲオルグ教会のオルガン。

こちらは仄かなロマンの香りが漂う甘い音色。バッハとは対照的な音楽だ。
V.Lukasのオルガンによる独逸クリストフォリスのLP。

Youtube はBWV.727、フルニエによるチェロ編曲版

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