グリュミオーのルクレール
本日伊豆熱川へ出張。当初車で行くことも考えたがJRと伊豆急を乗り継いで行くことにする。特急踊り子で約一時間半余りの行程。
熱川に行くのは、子供たちが幼い頃にバナナワニ園に連れて行った時以来のこと。http:// 熱川駅に降り立つと温泉やぐらが目に付いた。降りる乗客は観光客ばかりでスーツ姿の部下と自分は周りから完全に浮いている。
目的地まで駅から歩くつもりで、駅前の観光案内所で場所を確認。
すると案内所のおばさんが「歩いていくんですか!?」と言いつつハイキングコースの地図を手渡してくれた。
目の前の胸を付くような急な登り坂を見て、我々二人は躊躇することなく駅前のタクシー乗り場へ向かう。特急列車とタクシーの使用で出張費からは完全に足が出た。
夕方沼津へ帰り着くと強い風と雨。暖かな東伊豆とはかなりの温度差を実感。 夜は上の娘の声楽のレッスンの大仁への送り迎えの後、ベルギーのヴァイオリニスト、グリュミオーの弾く18世紀フランス、イタリアのバロック音楽の数々を聴く。
フィリップス録音のCDで、ルクレール、ヴェラチーニ、ヴィラチーニ、ヴィヴァルディらの作品を収めた国内盤CD。
美しく艶やかな音で響くのびのびとしたグリュミオーのヴァイオリン。
フランコ・ベルギー派の流れをくむグリュミオーにしてみれば開祖のルクレールの作品は本家本元の音楽。まさに水を得た魚のような演奏だ。
Youtube は、グリュミオーの弾くルクレールのソナタ
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