若杉弘のストラヴィンスキー
今日から3月。本日上の娘の卒業式となり仕事を休んで家内と出席。
下の娘は風邪が悪化し明後日の受験を控え大事を取って休ませる。
会場の体育館に入るのは3年前の入学式以来だ。あの時は娘二人の入学式が午前と午後に重なり困ったことを懐かしく思い出す。
式典は滞りなく進み、終了後には最後のホームルームに顔を出す。しみじみとしているクラス担任と、案外あっけかんとしている子供たちとの対比が面白い。
クラス担任と校長先生にお礼の挨拶の後、家内と近所の「すしの助」で軽く昼食。http://
帰宅後すぐに学校を休んでいるもう一人の娘を医者に連れて行く。
新旧インフルエンザの予防接種は済ませたのに、通常の風邪にかかってしまうとは。
今日は若杉弘さんの若い頃の録音で、ロシアの作曲家、ストラヴィンスキー、ハチャトウリアン、カバレフスキーを聴く。
60年代後半に研秀出版が出していた「世界のオーケストラ名曲集」シリーズ全17巻からのロシア編でオケは読売響。
これは20年近く前に静岡の中古レコード店の店頭に「自由にお持ち帰りください」と出ていた全シリーズを重たい思いをして持ち帰ったもの。
このシリーズは朝比奈隆、近衛秀麿、渡邊暁雄、若杉弘らの邦人の実力指揮者が起用されていて、未だにほとんどCD化されていない。
ロシア編は、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ハチャトウリアンの「ガイーヌ」、カバレフスキーの「道化師」の3つの組曲から有名曲を抜き出したもの。
リズムも冴え、色彩豊かにオケを存分に鳴らし切った快演。録音も非常に良い。
「剣の舞」のド迫力は作曲者のウィーンフィルとの自演を凌ぐ出来だ。
youtubeはジプシーオーケストラによる「剣の舞」
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