メンデルスゾーン、弦楽のための交響曲集
今年度最後の山場到来、12人の外部委員による来年度予算の審査だが、さんざん待たされて待ち疲れの状態で午後からの開始。
わが部署が最大の攻撃目標との事前の下馬評で、周囲の同情の視線の中会場へ入る。
組織上司の総括説明に始まって一時間余り。ところが一向にわが部署にはさほどの質問はなく、予想外のセクションが集中砲火を浴びている。
次にクルゾクルゾと戦々恐々としながら自分の資料を目を通していると、いよいよ問題の委員さんの登場。ダンボの耳となり質問に傾聴するも語気は強い調子だが内容はさほどのことではなかった。
どうやら先方も連日のおつとめでお疲れの様子。が、こちらの立場も多少は理解してくれているようだ。
とにかくひとつの区切りがついたので今日は早めに帰宅し、昨日で受験の終わった下の娘も交えて、家族そろっての夕食。 そしてメンデルスゾーンが12歳から14歳までに書いた弦楽のための交響曲。
メンデルスゾーンの番号付きの交響曲は5曲が知られているが、その前に13曲の交響曲を残している。(第13番は未完)。
一般には習作とされ、弦楽オーケストラのための曲が大部分であるものの2管編成全4楽章の堂々たる8番のような曲もあり、バッハの音楽にも似た古典的な格調の高い美しい旋律の数々、完成度の高さでとても10代前半の少年の作品とは思えない。
今日は、イエジ・マクシミク指揮のポーランド室内管による英EMI盤LPで聴く。
Youtube はその交響曲第8番の弦楽合奏版
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