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2010年3月 9日 (火)

ジプシーがチーズを食べる

3月も半ばにさしかかろうとする時期だが、今日も寒い。おまけに雨で午後から霙まじりとなってきた。 仕事がひと段落ついたので、溜まっている代休取得で今日はお休み。

下の娘はお別れ遠足とやらで、富士吉田の富士急ハイランドへ出かけていった。http://www.fujiq.jp/
現地は予想とおりの大雪で、アトラクションはお化け屋敷のみしか入れなかったという。

休みとはいえ上の娘の買い物に付き合ったり、母の英会話教室の送迎などとそれなりに忙しい。
夕食を済ませ風呂にも入り、マグロのようになってくつろいでいると。
遠足帰りの娘がやってきて
「お父さん、ツタヤで借りたDVDが今日が返却期限だった・・・」 時計を見るとまもなく9時。 仕事から帰った家内は「帰りに卵を買ってきてね」のひとこと。

やむなく着替え冷たい雨の中ツタヤに出かける。
帰りに立ち寄ったスーパーでは職場の女の子二人に遭遇。

今日は、ハンガリーの作曲家コダーイの合唱曲集。

P1010058 イローナ・アンドール女史率いるブタペスト・コダーイ合唱団による演奏。この団体はKlara Leoweyというところの女学校の生徒たちで(Kodály Zoltán Chorus of the Klára Leöwey Secondary School,Budapest )年齢は12歳から18歳までの40人余り。

これがコダーイの名を冠するだけあって非常に水準が高い。有名な「ジプシーがチーズを食べる」などは息を呑むような鮮烈な演奏だ。

アカペラなのにピッチは完璧。とてもアマチュアとは思えない。

このLPは1965年にイギリスのオールドバラ音楽祭に招かれたおりに作曲者コダーイの立会いのもとで録音されたもの。EMI原盤の国内版LP。これほどの演奏が未だにCD化されていない。

P1010059 そして同じ団体でもう一枚。ハンガリー・クオリトンのLPで、コダーイ合唱曲集第2巻。おそらくEMI盤とは録音年に隔たりがありメンバーも相当入れ替わっているようだが水準の高さは変わらず。

いずれも驚異的な名唱だ。

youtube はハンガリーの合唱団による「ジプシーがチーズを食べる」

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